昔話だが、夜の街社会勉強のため横浜関内伊勢佐木モール辺りに出かけた時の事です。
モールから黄金町方面の路地裏に入ると通称ガード下という戦後間もない昭和の風情が色濃く残ったピンク色街(昔の赤線地帯)ネオンがついた一見すると小料理屋のような佇まいのチョ〇ンの間が軒をそろえていました。
酔った勢いで先輩たちと冷やかしで歩いていたころは、日本人?らしき老若男女の娘(ゲ〇もいたようだ)が、ほぼ東南アジア系の女の子に入れ替わっていたのです。
当時東南系の女性が「ジャパ行きさんと」呼ばれダンサーと称して日本に出稼ぎに来ていたのです。
東南アジア系(フィリピン)パブも有るものの、今回はロシアンパブ(東欧白人系の女性とお酒を飲む)探してしたのです。
ソ連崩壊後の社会主義圏の東欧人も留学と称して日本に出稼ぎにきていたので、この手のお店もたくさんあったのです。
あちこち物色していたところビルの暗闇から
「お兄ちゃん遊ばない~💛壱萬でどう~💛」って声がしたんです。
声のする方向に目をやると、白髪頭で顔面真っ白、ワンピースも真白、上から下まで真っ白な小柄な婆さんが立っていたんです。
異様な出立に幽霊か妖怪が現れたと思い怖くなって
「間に合ってますっ」て猛ダッシュで逃げました。
暫くして、
んっさっきのお方は、先輩とか同期に教えてもらった
メリーさん(伝説の売〇婦)
ではないか!!!
流石に不意を突かれ暗闇から急に出てこられるとびっくりするもんだ。
まさか出くわすとは思いもよらなかったのです。
横浜メリーと言えばわかる方も居られよう。
ある意味ラッキーではないか。
ということはいい子に会える予感がしてでその場を後にした。
その界隈だと有名人でした。
にしても生活はどうしてるのだろう?
もういい年の婆ちゃんで客が着くものかと不思議に思い先輩に尋ねたことがある。
「総入れ歯だから」という。(* ̄- ̄)ふ~ん
その後も友人や先輩と飲み歩いてる際に、何度かお見受けしたが、暗闇だと白壁と同化して見えるので発見時いつも驚かされていた。
そのような状況が多いので目を凝らして見ないとわからないことが多かったのですが、そのうち見かけることもなく私の記憶からも消えていました。
そんなある日たまたま付けた洗脳マシーンでメリーさんの特集番組をしていたのを見て亡くなったことを知ったのです。
激動の戦後を生き抜いた人生だったのだ。Wikipediaにも載ってます。
興味のある方は自分で検索して下さい。
昨今問題も沢山あるが、あーだこーだ云っう割には誰も何もしないのが現状だ。
そうなれば他に手段が無ければ風俗で働く者も出てくるのでしょう。
たとえば
ホストの件(今眞に世紀末)しこたま叩かれてますが、このに関しては、私は解決できないので、貝になるしかない。
人間はの経験(知識)でしか物事を考えられないから、他人の気持ちを理解できない人が多いのでしょう。
社会全体を変えなければ今後もっと酷くなるでしょう。皆そう思っているだろうけど他人がは変わらなくても、自分の意識を変えことはできる筈。
全くのこじ付けだが