2022年10月29日

2022-10-30 15:42:40 | 釣行記
尾南曽3番(尾鷲・引本浦)



釣行者:K氏、YG
渡船 :広福丸渡船
時間 :5:30~14:00

今回の釣行は、磯釣り経験ゼロのK氏を誘っ
ての釣行で、6月頃行く予定が天候不良で2
回延期となり、今回は必ず決行するつもりで
計画する。前日に見た天気予報では晴れだっ
たので3度目の正直でかけた先は串本大島だ
ったが、何と波が高く2軒の渡船屋に断られ
てしまった。気を取り直して尾鷲地区に問い
合わせると大丈夫との返事で一安心する。
しかしながら、尾鷲での釣行はこれまで厳し
く良い結果が出ていない。初心者のK氏には
どんな魚でもまず引きを味わって欲しく、魚
種の豊富な串本が良かったが、仕方ない。
今回は釣りに行くことが最優先で、釣果が厳
しいだろうと予想されるが、尾鷲に予約を入
れた。

寺島解禁前ということもあり釣り人はあまり
多くなく、時間通り引本港を出船。カブトの
地、カブトに2組を降ろし、大カブト辺りに
行くと思いきや船が引き返し、オナソへと向
かう。3番に降ろされたが、右方向からの風
が強く、ストレスを感じる。また、満潮の8
時半まで波がかかっており釣座は限られる。
取りあえず初心者のK氏にマキエ、仕掛けを
教えて船着きから竿を出して貰った。自分も
セットしてK氏より先に突き出たところから
竿を出す。



磯際を中心に船頭からアドバイスを受けた通
り1.5号で2ヒロで仕掛けを投入。本来10月
の磯というと餌取りだらけで本命が釣りづら
いというのが思い描かれるが、ここは尾鷲、
これまでの経験から分かっていたとおり厳し
い現実を思い知らされる。K氏はというとア
タリの出ない退屈な釣りだが、熱心に仕掛け
を投入し続けていた。何としても魚を釣らせ
てあげたいが、サシエが残る厳しい釣りが続
く。

引き潮の時間に入り徐々に釣れる場所が増え
て来て、左側の広いところからやって見ると
サラシの中で名前の分からない魚がかかる。



更にサシエがかじられたり、1回2回とウキ
にアタリも出始めた。サシエが取られない厳
しい釣りが続いたがここがチャンスと磯際中
心にマキエを巻いて集中するとようやく魚が
かかりやり取り。赤い魚体が見えた。



K氏も頑張ったものの最後まで魚をかけるこ
となく残念な結果で幕を閉じた。串本に行っ
ておればまた結果も変わっていたかも知れな
いが是非次回リベンジを果たして貰いたい。