今年は昭和100年に当たる。
丁度70年前、昭和30年に小学校に入学した。
昭和は遠くなりにけりとは言えあの頃が懐かしい。(^^;
テレビも冷蔵庫も洗濯機も、ガス水道さえもない生活。
井戸と薪、炭で炊事、風呂は薪と石炭でわかしていた。
火の世話は子供の仕事だったから、今でも焚き火は得意だ、(^^;
昭和30年代初頭、娯楽の王者はラジオと映画。
真空管ラジオから出たアース?をコップの水に漬けていたのは何故だったのか?笑)
貧しかったので映画を見に行くなんて事は殆ど無かった。
なのに、綴り方兄弟とか黄色いカラスは見せられた。
この黄色いカラスが我が人生に与えた影響力は計りしえず!(笑)
伊藤雄之助、淡島千景、設楽幸嗣演ずる暗い物語。
とにかく伊藤雄之助が怖い、恐ろしい存在に写った。
そういう意味では名俳優だっというべきだが、とにかく見たくなかった。
それなのに、何故か都合三回、この映画を見せられた。
そのうちの一回は小学校で!
あの頃は、小学校で映画会なんてのがあったのだ。
以来、私は映画を見たくない人間になってしまった。
高校時代に友人が映画を見に行くと言っても絶対付いていかなかった。(^^;
三つ子の魂百まで、いまも映画を見に行くことはほぼ無い。
人生の半分、損をしているのだろうか?(^^;