2024/2/26付ブログ記事「伊予鉄の独自交通系ICカードは2025/9/30限り終幕へ」の続報です。
上記ブログ記事で
>そして、今回は見送りとなった郊外電車および一般路線バスについても、1年後の2025年3月にはICOCAなどに対応させ、現行の独自規格(注)の交通系ICカード「ICい〜カード」のサービスは2025/9/30限りで完全終了とします。
と書きましたが、利用開始日が2024/11/1付で正式に発表されました。
https://www.iyotetsu.co.jp/topics/press/2024/1101_gice.pdf
伊予鉄の郊外電車および一般路線バスでは、2025/3/18からICOCAなど全国相互利用対象交通系ICカードが利用可能になります。
また、松山市の沖合にある中島および周辺の有人島の生活航路を運航している中島汽船の航路(ICい~カードが利用可能)については、2025/3/25から全国交通系ICカードに対応します。電子マネー機能以外で全国交通系ICカードに対応する旅客航路は、安芸の宮島~宮島口の航路<2社が運航中>に次いで3例目となります。
なお、中島汽船はかつて温泉郡中島町が直営で運航していたもので、同町が平成の大合併で松山市の一部になるのに先立ち、石崎汽船(伊予鉄グループ、松山と広島を結ぶ高速船やフェリーを運航)および地縁団体が出資する新会社に移管して2004/10/1に営業を開始しました。
http://www.nakajimakisen.co.jp/contents/company.html
同じく町の直営だった中島島内の路線バスも中島汽船に移管されました<通称=中島汽船バス>が、
http://www.nakajimakisen.co.jp/contents/traffic-access.html
こちらはICい~カードの利用は不可となっており、全国交通系ICカードにも対応しない模様です。