2024/9/27に、熊本日日新聞のサイトに以下の記事が掲載されました(全文を読むには会員登録要)。
国道219号、かさ上げ工事で通行止め 10月1日~25年12月末 八代市坂本町の中谷橋-坂本橋間 国交省「県道へ迂回を」
2020年7月の熊本豪雨で大きな被害を受けた八代市坂本町(旧坂本村)ですが、旧村の中心部付近では国道219号は球磨川の対岸の山すそを通っており、中心部は県道17号坂本人吉線が貫いています。
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上記記事によれば、国道219号のうち(中心部の下流側にある)中谷橋と(中心部の上流側にある)坂本橋の間の約500m区間を1年3か月の間通行止めとしてかさ上げを行い、その間県道17号坂本人吉線に迂回するように記載されています。
ということで、早速国土交通省八代復興事務所のサイトにアクセスしてみましたが、
https://www.qsr.mlit.go.jp/yatsushiro_r/
上記記事に該当するような内容を見つけることはできませんでした。
ただ、今般通行止めになる区間の復旧状況は明確に掲載されており、
https://www.qsr.mlit.go.jp/yatsushiro_r/douro/dourofukkyu/a04_sakamoto/index.html
こちらによれば中谷橋と坂本橋の間の一部区間で国道の球磨川側の擁壁工事が完了したとのこと。上記記事からすると残りの区間でこれからかさ上げ工事が始まるのでしょうか?
ちなみに、八代市坂本町内では各所で熊本豪雨の復旧工事の一環としての宅地かさ上げ事業が現在進行形ですが、
https://www.city.yatsushiro.lg.jp/kiji00320705/3_20705_110695_up_md525d5e.pdf
当該区間は含まれていません。この区間に人家はなく、あくまでも「道路単独のかさ上げ工事」だからなんでしょうね。
そして、上記資料を見ると、坂本橋の上流側にある合志野地区で大規模なかさ上げ工事<盛土量=約17.4万m3、面積=約5.7ha、最大かさ上げ高=約5.6m>が予定されているとのこと。そのかさ上げ対象エリアの中央部を国道219号が通っており、実際にかさ上げに着手すると迂回路が必要になるはずですが、どうなるのでしょう?