神戸市垂水区の海沿いにある「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」(1999年開業)は、全面建て替えのため2023/1/15限りで一時閉館となっていましたが、2024/11/26に「レジャー施設を併設した屋内型アウトレットモール」にリニューアルの上グランドオープンしました。
アウトレットの入口までJR・山陽電鉄の垂水駅から徒歩10分ほどですが、開業間もない頃から垂水駅との間に無料シャトルバスが運行されており、一時閉館直前の時点では地元の山陽バスの一般路線車を用いて15分間隔で運行していました。徒歩ルートより若干遠回りとなりますが、渋滞に引っかからなければ数分で到着していました。昨今のバス乗務員不足から再開するか微妙でしたが、リニューアル後も引き続き15分間隔で運行されています。
https://mitsui-shopping-park.com/mop/kobe/access/
ということで、早速復活後の様子を見てきました。
以前は路線バスとは別に独自の乗り場がありましたが、駅前再開発でバスが止められなくなってしまい(脇に立体の自転車駐輪場が完成)、一般路線バスと同じ1番乗り場から発車するようになっています。
ここから発車する路線バスのメインは歌敷山方面の1系統<道路狭隘かつ利用者が多いため1997年までツーマンバスで運行されていた>ですが、1系統が「毎時0・15・30・45分発」なのに対しシャトルバスは「毎時7・22・37・52分発」として被らないように配慮しています。乗車待ちの列も、シャトルバスは上屋の外側に並ばせるようにしていました。
やってきたバスは、一般路線から引退してシャトルバス専属になったと思われる車両で、運賃箱が撤去されていました。現地掲示でシャトルバスの運行開始日がグランドオープンの3日前の「2024年11月23日」となっていましたが、23日~25日の間は招待券保持者限定のプレオープン期間だったそうです。当然の如くすし詰め状態でしたが、特に渋滞はなく6分で到着。
アウトレット側のシャトルバスの発着場所は以前と同じ北エントランス前ですが、のりばの位置は若干変わっており、バス利用者向けのエントランスも設けられています。
乗り場の上屋は以前と同じく広告付きですが、取扱業者の「エムシードゥコー」はフランスの広告業者と三菱商事(15%出資)の合弁会社だったりします。
帰りのバスは一般路線との兼用で、乗車口のICカードリーダーや運転席横の運賃箱はカバーで覆われていました。やはりすし詰め状態で、国道2号はやや渋滞気味だったものの6分で垂水駅に到着。