2022/8/30付ブログ「琵琶湖畔の「年に1日だけ」のバスは、2022年は一方向のみ運行となりました」の続きです。
3年ぶりに運行した江若交通の臨時バスの実際の様子を紹介します。
この臨時バスの運行はJR湖西線の車内でも案内があり、上下両方の電車で、北小松駅の手前で「白鬚神社への臨時バスはこちらでお降りください」旨のアナウンスがありました。
駅前に停車していたのは大型バス(普段は高島市内のJR安曇川駅発着路線で運行しています)でした。江若交通の大津市内を走る路線ではPiTaPa・ICOCAなど交通系ICカードが使えますが、高島市内は利用者が少ないためか導入されず、一方で紙の回数券は大津市内同様に廃止済なので、現金のみ受け付けます。
時刻表は立て看板です。3年前までの臨時バスと異なり一方のみの運行であることが明確にわかります。ちなみに、北小松駅には普段はコミュニティバスの発着もありません。
バスは、上下両方の電車を受けて10人ほどの客を乗せ発車。国道161号小松拡幅(2022/7/11付ブログ参照)の工事の様子を路線バスの車内から見ることができるのは9月5日だけです。
3年前までは停車していた鵜川バス停は、今年からは通過です。
時刻表通り、7分で白鬚神社前のバス停に到着。もちろん全員がここで降ります。代わりに数人を乗せ、すぐに近江高島駅に向けて発車。
現地にはテントが張られ、バス会社の係員が待機していました(乗車券は発売しません)。神社まではここから徒歩3分ほど。ちなみに、自家用車でやってきた参拝者はもっと南の駐車場に車を停めて、数分以上歩きます。
(つづく)