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仙台市内の路線バス、2025/3~2026/9の間は市営と民営で運賃格差発生?

東北最大の都市・仙台市では、仙台市交通局(市バス)と宮城交通グループが路線バスを運行していますが、ご多分に漏れず赤字が増加傾向にあります。

市バスについては、2024/11/28の仙台市長の記者会見で「2026/10をメドに15%程度の値上げを検討している」旨の表明がありました。

https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20241128/6000029566.html

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC2878F0Y4A121C2000000/

一方、宮城交通グループ(都市部中心の宮城交通と地方部中心のミヤコーバス)は、2024/12/12付で仙台市内を含む宮城県内全域の路線バスの値上げ申請を行いました。2025/3/1実施予定です。

https://www.miyakou.co.jp/cms/assets/2024/12/dbdc48ee64e7b76b7e1ab86970e598ba.pdf

値上げ率は概ね15%程度で、初乗り運賃は160円から200円にアップします。仙台市の場合、市が政策的に関与している「120円パッ区」および「東西線結節駅周辺バス100円均一運賃」(いずれも市バス・宮城交通両者が対象)以外はたとえ中心市街地であっても均一運賃やゾーン制運賃は採用しておらず、このまま認可されると上記政策の対象以外で両者が競合する区間において15%程度前後の運賃格差<初乗り運賃だと25%に及ぶ>が生じることになりますが、果たしてどうなることでしょう? 

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