2022/10/10付ブログ記事「 大分空港アクセスのホーバークラフト・進捗は順調なようです」の続きです。
2023年度内の就航を目指していた大分空港アクセスのホーバークラフトですが、どうやら2024年7月下旬になりそうです。
2023/8/3付で大分朝日放送がYahoo!ニュースに配信した記事は、ホーバークラフトを運航する大分第一ホーバードライブ社(第一交通グループ)の社長に取材したものですが、
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef6a31ab9e2bad096ade78943d27013a9565c803
・ホーバークラフトの1号艇の建造がトラブルで2か月ほど遅れており、2023年度内には3隻が揃わないため、会社としては2024年7月下旬の就航を見込んでいる
・それに先立ち、ホーバーを使って別府湾を周遊する運航を2024年3月中をめどに開始することとし、別府湾を漁場とする漁協と協議予定
とのこと。
確かに、ホーバークラフトは日本でここだけの存在ですし、一大温泉地を控える上に景観にも優れた別府湾を周遊する観光船は現時点では漁船レベルしかないようで、インバウンドも含め十分需要は期待できそうですね。空港アクセスとしてのホーバー就航後も、間合いで運航を継続できるかも。
なお、大分県の公式サイトのホーバー専用ページによれば・・・
ホーバーが発着するターミナルについては、西大分側・大分空港側とも2023/12完成を目指し順調に工事が進んでいるようです。
https://www.pref.oita.jp/site/hovercraft/hovercraft-terminal-july.html
また、ホーバークラフトの建造の進捗については、6月末段階で「1番船「Baien」は英国にて海上試運転を実施、2番船「Banri」は艤装工事と電気設備の取付け中、3番船「Tanso」は艤装工事が進行中」とのこと。
https://www.pref.oita.jp/site/hovercraft/hovercraft-construction-june-5.html
ちなみに、このブログを書いている時点の大分第一ホーバードライブ社公式サイトは、リクルートサイトとしての役割がメインになっています。
確かに、ホーバークラフト本体や発着設備がすべて完成しても、動かすため・整備するための人員がいなければ就航できませんから、当然のことかも。