関連ブログ記事・・・2023/9/27付「大阪府河南町のコミュニティバス「カナちゃんバス」について(後)・・・実はICOCAなども使えます」、2023/10/3付「大阪府太子町のコミュニティバスの実情について」
参考資料・・・カナちゃんバス・やまなみタクシーの路線図(河南町公式サイトに掲載)
太子町役場から徒歩で「カナちゃんバス」の最北端のバス停である「東山/芸大・サンプラザ前」に移動します。名前の通り、大阪芸術大学のキャンパスとスーパーマーケット「サンプラザ」の店舗前です。さらにサンプラザの隣にはドラッグストアがあります・・・付近のGoogleMapはこちら
バス停の前は想像以上に広大で、大阪芸大のスクールバス発着場と兼用と思われます(訪問日は日曜日なので実際のところは不明ですが)。金剛バスもここに停車し、相互の乗り換えは容易です。
河南町コミュニティバス「カナちゃんバス」の標柱。随分と立派ですね。
ここからカナちゃんバスには乗らず、「近つ飛鳥博物館前」行の金剛バスで終点まで乗車します。このバス停は高度成長期に開発された住宅地「阪南ネオポリス」の奥のほうにあり、もともとは団地名と同じ「阪南ネオポリス」という名称でしたが、大阪府立近つ飛鳥博物館の近くにあることをアピールするため名称変更されました。但し、バス停から同博物館までは最短経路でも600mほど離れており、その最短経路は急な坂です。
古い案内看板には、バス停「阪南ネオポリス」と明記されています。
金剛バスのバス停の標柱も、「阪南ネオポリス」の上にシールを張って修正したことが丸わかりです。道の反対側に別のバス停が見えますが・・・
こちらは、カナちゃんバスの大宝3丁目バス停です。町民相手なので、施設名ではなく町名をバス停名にしています。
カナちゃんバスがやってきました。
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さて、阪南ネオポリス内には個人商店レベルの店しかなく、まとまった買い物は東山バス停近くのサンプラザまで行く必要があります。近つ飛鳥博物館前(=大宝3丁目)~東山間はカナちゃんバスと金剛バスの両方が走っていますが、運賃は前者が100円・後者が200円と2倍の差がついています。
http://kongoujidousha.com/timetable_management_system/pdf_file/%E4%B8%89%E8%A7%92%E8%A1%A8.pdf
昼間の運行間隔はカナちゃんバスが1時間毎・金剛バスが45分毎で、前者のほうが所要時間が余計にかかるものの、この運賃差では金剛バスで買い物に行かれる方はほぼないかも。
また、サンプラザのすぐ北側は太子町域ですが、太子町のコミュニティバスはここまではやってきません。
(つづく)