Carpe Diem-Seize the Day-

Because life means just right now for us...

病気の子等へ、その立場にならなければ解らない事-そして今

2012年10月18日 16時42分37秒 | 呟き・慨嘆・ゆきへ・他

此処数週間、未読メールが常に700件程も

溜まってしまって居る。

開かずにザッとスクロール、大切そうなモノだけを

ピックアップする。それでも重要なモノを

見落とす場合も多々。

 

当初、ゆき用と自分用メールに分けて

居たモノの、その内ゴチャゴチャになってしまい、

ゆき用アドレスに、自分のメールも混ざり

ワケが解らなくなった。

ここでもだらしなさが露呈か、全くどうし様も無い。

 

ゆきメールは大半がショップからのメルマガ。。。

これが異常な程多い。

日に2~3回も同ショップから受信して居たりもする。

 

今の時期はハロウィン関係ばかりが目立つ。

ハロウィンセール、衣装、ケーキ、何とかセット等々。。。

どれもこれも、購入したくなってしまう代物。

。。。しかし

今現在、ゆきにケーキは厳禁。

肝機能が思わしくなくなって来て

しまった。。。

その代わりとし、好ましくない高タンパクではあっても

微量の好物を食べて貰うしかなく、

涙を飲んで居る。。。のは飼主だけなのだが。


この時期が終われば、直ぐにクリスマスケーキ販売合戦、

お節料理の猛アピールが始まる。

 

重篤な内臓疾患を持ち、

厳しい食餌制限の有る子等の飼主さんが

もし、そういったメルマガに記載されて居る様な

色とりどりの美味しそうな、如何にもイヌが

好むであろう食材達を目にしたなら

どう感じるのだろうか、と。。。

 

或いは又、制限等は一切無く、

寧ろ何でも食べて良いモノの

食欲が廃絶し、あれやこれやと試行錯誤を

されてみえる飼主さんが、サイトに載って居る画像;

美味しそうな肉の塊を前にし、大口を開けて居る子等;

を目の当たりにしたなら

どれ程、悲しい気持ちになるのだろう、と

ふと感じた。

恐らく、そういったサイトを見られる飼主さんは

自分の子等に、極力美味しく栄養が有り

適度なバランスを持つ物、或いは食思を誘う食物を

食べて欲しいと思って居るだろう。。。

そうでない場合には、その様なショップサイトすら

真剣に見る事も余り無いかも知れない。。。

---例えば食欲の廃絶した、外に繋がれっ放しの子の飼主等は---

 

ゆきが元気な頃には考えにも及ばなかった。

あれは食べられない、これは駄目だ。。。

しかし何とかして、この美味しそうなミートローフを、

ミルフィーユの様に重なり合ったミートケーキを、

BARF牛を食べて欲しい、

しかし食べる事に因る後の苦しみ、弊害等。。。

 

その立場にならなければ本当の意味で

解らない事が沢山有る。

ゆき飼主は愚かにも、そうなり、初めて

その場に置かれた方の立場が解る鈍感な

ニンゲンだった。。。

 

数年も前、当時で恐らく16才か7才、

要介護の保護雑種の飼主さんが居た。

初老のご夫婦だった。

何しろ食欲が無く、色々と頑張ってみえた。

主にご主人が世話をされて居た。

かなり悪名高き某会社の缶詰を食べさせて居る、と

伺い、自分はそれが身体に頗る悪い旨を伝えてしまった。

初老の飼主さんが言った。

家の場合もう食べてくれれば、何でも良いんです。

と、言い方は忘れたが、実に穏やかで、しかし

その言葉は鈍感な自分にはたいそう重く圧し掛かかり

ハッとした記憶が甦る。

そして、今なら、本当の意味で理解出来る。。。

飼主さんは、必死で口にしてくれる物を

模索されて居たのだ、と。。。内容に拘って居る猶予は

無かったのだ、と---

その時点に於き、あれは駄目、これは身体に良く無い

等と言って居る状況ではなかった。

失礼な事を言ってしまった自分を抹殺したい。。。




クリスマス時期、もしゆきが居てくれるなら

そして厳しい食餌制限も無く、

更に廃絶も無ければ。。。

しかしこればかりは、その場になってみなければ

解らない。本当に解らない。未定だ。

早い内から予約をし、届いた折に

既に、当の本人が食べられる状況ではなかった、

という事だけは避けたく、昨年もギリギリに

なってしまった。

ギリギリになると、希望する商品は購入出来ない。

そして悲しいかな、ケミカルケーキになってしまう。

 

今年は、どうなるのだろう。

どうすれば良いのだろうか。。。

 

左目がおかしい。

瞼の裏に何等病変等、見られないか、

腹部膨満も心配だ。

。。。そして喘鳴。。。

肺野の点在する影。。。二種の咳嗽、気管肥厚画像。。。

残ったままの乳腺腫瘍三ヶ所。。。

肝機能、WBCそして、その分画達。。。

四肢の震戦。。。


---


ゆき、おまえクリスマス迎えられるか?

おまえには関係無い事なんだけどさ。

唯、この飼主が勝手に張り切りたい

だけなんだがな。。。

だけど、御馳走、食べて欲しいんだよ、ゆき。。。


自己満足で出来て居る飼主に

もう少しだけ、否。。。あと1年でも5年でも。。。

付き合って欲しい。。。

本当に。。。


 

 


いよいよ散歩も厳しく&断尾無しトイプー

2012年10月18日 11時05分32秒 | 具合悪い・身体的所見・試験紙・加齢反応

06:25

かなり気の進まない表情ではあった。。。

 

 

06:30

降ったり止んだりの安定しない空模様。

カート無しで出てみる。勾配下りは

勢い付き飼主より前へ行くも

 

 

平坦地では、寧ろ飼主が引っ張る容と

なってしまった。

 

 

06:31

図らずも脚側。。。伸縮リードは自由に

伸ばせる様になって居るが



06:38

飼主、左側に付いてしまう。



06:38

6~7年前ならいざ知れず

厳密にはLoose Leash Walkingではない。

飼主は何等も指示して居らず

しかも伸縮リードなのだから。。。


唯単に、具合が優れないゆき。。。

脚側解除後、伸び伸びと歩くゆきを

後ろから、その脚の運び等を眺めて居た。。。


かなり具合の悪い証拠だ。

何かを訴える。



06:43

その様な折り、汚家近くでロン君と会う。

これまでは気付かなかった。

先般すらも。。。今朝初めて彼の尻尾無し尾を発見。

初めて見た、尻尾の残るTプードル。

ショードッグでもなく、今更オオカミに襲われる等も

有り得ず、キツネだと勘違いされる事も無い故、

断尾されて居ない事に因る

疾患等の心配が無い限り、この様に手を付けない方が

100万倍良い、と個人的には思う。。。



06:44

ロン君は、落ち着いた幼犬らしさを示して居た。

最初に会った頃の、あの

得体の知れぬ叫び声も消え、少し

臆病な程度だった。何より顔が物凄く可愛い。

この服は、ママさんが、パパの擦り切れたスエットを

リメイクしたのだそうだ。

きちんとadidasの文字を残した、と

嬉しそうにパパさん曰く。

こういった事を仕事にされて居るママさんでは

なく、趣味だとか。

今度、生地をお渡しし、作成して欲しい旨

伝えて置いた。


ロン君はゆきに;良く幼犬がする様;ジャレ付いては

来たが嫌気が差す程、執拗でもなく

ゆきは、どさくさ紛れのチャンス到来とばかりに

ほんの少しクンクン出来た。


散歩時間約20分。。。

最初から最後までヘロヘロだった。

相変わらずパンティング有り、跛行は見られず、

一瞬数回のナックリング。。。




やるべき事をやらずに亡くす事-迫り来る死への恐怖-

2012年10月18日 06時14分39秒 | ペットロス・QOL

こちらに戻り、約2年か?あれ3年だったか。。。

記憶が定かでは無いな。

2010年の6月頃か。

だと2年になる。。。

 

時折、頭を掠める。。。

どれ程の子等がこの間、亡くなったろう。

 

雑種♀ラッキー黒コロ白コロテリア雑種(リュウ)

柴の同じくリュウお墓近くのクルタチョビ

保護犬柴のヒカルも恐らく。。。

フウタ兄貴分のキャバリアルイ君。。。

会社に繋がれて居た、柴らしい子

その仲間のガルルも姿が見えない。。。

転落に因り下半身麻痺の、オスカル。。。

63kgのバーニーズだと飼主さんが言い張る、ゴン。。。

 

たったの2年で

少なくとも10頭以上の子が亡くなって居る。

唯、想像でしかないが、白コロちゃん、ルイ君、テリア雑種リュウ君

以外は重篤な疾患ではなかった、と。。。

。。。違うな、黒コロちゃんは肝臓が

もうメタだらけだった、と後々ママさんと

会った際、伺ったのだった。

彼も大型で10才位?だったろうか。否、もう少し上か。

疾患が無ければ、大型と言えどももう少し

生きられたかも知れない。。。ラッキーも後肢の腫瘍、しかし

良性と記憶する。。。

しかしそれ等の疾患他は

加齢に因り発生したモノも多いかも

判らない。

。。。そして忘れもしない、忘れられない、一生引き摺る

であろう、ポポの死。。。

自分の中では一番苦しい出来事だった。。。

 

悲しい別れは、飽くまで自分中心の

気持ちのみだ。。。

対象物を失い、自分が悲しい、寂しい、

あれをすれば良かった、これをしなければ。。。と。


しかし、彼等;亡くなった子等;の立場に

置き換えれば-自分が悲しい、ではなく-

-もう少し生きたかった、まだ死にたくなかった-

といった、彼等目線。。。


え?もう自分この世とおさらばなの?ウソでしょ?

と思える、表現のし様も無い程の急逝。。。

尤もイヌ達がその様に感じるとは

思えないが。。。

これからだったんだぞ?

何してる?何故起きない?

と大声で叫びたい死、と言うのか。。。

悲惨な現場から漸く保護され、さていよいよ

新家族との生活が始まる、或いは始まったばかり、

の子等。。。

彼等の訃報は、本当に悔しい。相違した意味に於いての

深い悲しみは否めない。

何故なんだ?。。。何故、今?。。。と。

 

死は避けられない。周知の事実。。。

誰でも解って居る事。

どうすれば。。。等と言ったところで

時が止められるワケもなく。。。

唯々、その刻に震え、戦く。。。そして恐怖を覚える。

 

本当の意味の老衰に至りその生涯を

閉じる事は中々、難しいのだろうか。

逆に医学が進歩した事に因る部分の恩恵は、

この世から老衰、という都合の良い言葉を死語にする。


 

先般依頼した、ペットタクシー会社の方が言った。

死は仕方が無い、これは避けられないでしょ。。。

だけど、やるべき事を

やらないで死ぬのは、ね---。

 

さて「やるべき事」とは何だろう、と

それを耳にした8月末から考えて居る。

「それ」は当たり前のワクチン等の事だろうか。

未接種に因り本来、罹患しないか、或いは

したとしても軽度に済ませられるはずの疾患

の事か。。。

ノーリードでの交通事故を始めとする事故一般

の事だろうか。。。

受診しきちんと診察を受け、治療をして居れば

そこまで苦しむ事は無い、という意味なのだろうか

。。。

 

自分は、ゆきへ「やるべき事」はやって居ない。。。

しかも未だ「やるべき事」が何なのかすらも闇の中。


そして予期悲嘆ばかりが不気味に増大して行く。

その刻を憂い、唯恐怖する。