Carpe Diem-Seize the Day-

Because life means just right now for us...

躊躇の散歩

2012年10月29日 09時13分54秒 | 呟き・慨嘆・ゆきへ・他

05:54

大分、地面も乾いたろうと思ったが

そうでも無く。。。辺りを見渡すゆき。

 

本当に最近、視点が合わない。

その眼で飼主を見上げる。

 

05:55

フラッシュを点けて居ない為にこのブレ。。。

点けたとしてもあまり変わりは無いのだが。

 

05:56

勾配を下る。この4本脚レインコートは

丁度、右前肢肘部分の腫瘤に当たる上、

太ってからというもの、きつい程でもないが

どうも歩き難そうだ。大股が出来ない様に

見える。しかもお尻部分の無駄に多い被毛が

寄せられてしまい、排泄時には好ましく無さそうだ。

早々お尻周りを出来ればツルツルに

カットして貰いたいのだがなぁ。

 

05:57

アンダーは、タンク&半袖のTシャツを

着て居る。そして外側に腹巻。

腹部も覆われて居るツナギが必要なのだが

これが又、中々見付からず。。。

恐らく販売されて居ないのか。

 

05:58

ブックオフ前を通過。蝉さんはとっくに居ないと

理解して居る様に見えるが

もしかすると、この一段上に登りたかったのかも

知れない。しかし、半ば雁字搦めの

レインコートで脚が上がらなく、諦めたのであれば

何とも申し訳無い事を、又しでかしてしまった。。。


06:08

帰路。上手く撮れなかったが変な外反脚運び

だった。レインコートを脱ぎ、きちんと確かめて

みなければいけない。

 

06:12

丁度口を閉じてしまったが

勾配を上ったせいもあるのか耳を塞いでも

聴こえる程のパンティングをして居る。

下りは×だが、上りに関しては

後肢に取り悪くはないと思う。。。が、

これが脊椎、心臓には拙い。。。

どうすれば良いのだ?

何に一番重点を置けば良いのだ?

心臓か?

しかし四肢の衰えに因る弊害も無視は

出来ない。。。

流行りの?ロコモティブ。。。に陥ってしまう。



温もりに何故泣く

2012年10月29日 03時30分14秒 | ペットロス・QOL

横たわる飼主サイドに、ゆきが来た。

大体、足元に行ってしまうか或いは

こちらにお尻を、と逆を向いてしまうのだが。

 

布団を掛け、背中を向ける彼女を

その中で擦って居た。

くっ付いて居ると、どうも勝手が宜しく無い。

飼主右側に居る彼女を右手で撫でるのは

結構、難しい。更に横臥位になり

左手で擦る。

 

温かかった。

ゆきは本当に暖かかった。。。

思わず後ろから抱きしめる。

 

生きて居る温もりに、涙が止まらず。

最早、それを瞼の中に仕舞い込む努力はしない。

 

この暖かさが奪われてしまう刻が、

そう遠くはないであろうその時が

本意でなくも脳裏を過る。

怖くて堪らない。

怖く、恐ろしく、唯々、戦慄の中に身を置く。。。

 

イヌの前では笑顔で---と良く言われて居る。。。

しかしゆきは全てお見通しだ。

フェイクスマイルも、空元気も、何もかも---

 

喜怒哀楽の全てを見せる。

誰にも見せない、怒と哀の部分も含め全て。

 

苛々し、貧乏ゆすりをし、あぁ~もぅ~!!!

と苛々した態度を取ると

そっと部屋から姿を消して居たが

何て事は無い切っ掛けから、ゆきは苛々する

飼主に前脚でトントンする様になる。

ゆきがトントンした瞬間に満面の笑みを浮かべ

かなり高い声を出す。

話し掛ける内容は決まって居らずも

いつもと態度の相違する飼主が

ゆき自身のアクションに因り

嬉しそうだ、楽しそうに変化したぞ、

と認識して貰う為。。。目立つ、妙なスタンドプレイ

に過ぎないが、ゆきの前で怒り悲しみを

表現してしまった懺悔の意味も含め、

彼女の存在感の大きさを、わざとらしく

大袈裟に表現する。

---

喘鳴は残るも、規則正しく上下する胸部、

汚いがフカフカな被毛。。。

 

本当に暖かいゆき。。。

生きて居る、とはこういう事なのだ。。。

 

この全て;時間も含め;が奪われてしまう恐怖に

言い様の無い慄然とした暗闇が、心を支配する。

 

ゆき飼主は24時間、ゆき。

ゆきで出来て居る。。。

何もかも、ゆき。。。

 

解って居る。一生イヌと生活し続ける等

不可能である事。。。

別れは確実に、必ず訪れる事---

普遍的真理。。。

 

だが、怖い。

今も、動悸がする。膝も手も震える。。。

 

ゆきは布団から移り、テーブル下に居る。

今、足元に居るこの宝物。。。

---掌中の珠---

 

外は雨、ゆきの好きであろう散歩へ

行かれない。

 

本日、10月29日も目を覚ましてくれた事に

感謝をする。。。

そして

無事に過ぎていきます様。。。