竹村英明の「あきらめない!」

人生たくさんの失敗をしてきた私ですが、そこから得た教訓は「あせらず、あわてず、あきらめず」でした。

さあ、明日は投票日。自民党を勝たせると・・大変。

2013年07月20日 | 政治
冒頭の写真は、ブルーインパルス部隊の戦闘機に乗って手を振る安倍総理。
合成写真かと思ったが、どうもホンモノらしい。一部マスコミでは流れたが、そんなに世間には流れていない。
その原因は、この戦闘機の番号か。「731」である。
日中戦争で、中国人捕虜を実験台として細菌兵器を開発した「731部隊」と同じだ。
その数字を安倍総理自身が選んだのであれば、とんでもない話だし、それを見て「戦闘機を換えなさい」と言わなかったのも問題。
日中の歴史に、とてもとても詳しく敏感な総理なのだから、「731」を知らなかったということはあるまい。

これが「721」だったら、まだ「ひきつるアピール」ぐらいにはなったかもしれない。
皆さん投票日は「721」ですよ!と。それでも、なにも戦闘機でやることはないだろう・・と。
しかし「731」ではシャレにもならない。日中関係も冷え込むし、こんな歴史認識の総理とはアメリカもつきあいきれないということだ。

自民党が、この参議院選挙で大勝すれば「衆参のねじれ解消」だという。
自民党提案の法律はすべて成立するということだ。
弱者は切り捨てられ格差はますます拡大、TPPにはアメリカの言いなりで参加、コメ、果実、酪農などの農業は衰退し、食の安全も失われる。
沖縄の米軍基地は強化され、それどころか日本全土が「沖縄の負担軽減」を名目に「オキナワ化」する。
消費税は上がり、年金は削られ、フクシマ事故から実質何も改善されないまま、ゲンパツがガンガン再稼働をはじめる。
写真は、自民党総裁選での「原発ゼロ」への意思表示。全員×だ。



そして、自民、公明に維新などの改憲勢力を加えて3分の2を押さえるということになると、「憲法を変えるための発議」も可能になる。
まず行われるのが、憲法を変えやすくするための「96条改正」の発議。
もちろん国民投票にかけられるので、そのハードルはあるが、投票率が50%を切るようなら、改正派が過半数を制することも難しくないだろう。
そうすれば次は「憲法9条」、いやそれだけでなく、自民党の改正(悪!)憲法草案が、一気に「本憲法」として登場するかもしれない。
「国民が権力を監視し縛る」現憲法の考え方ではなく、「権力が国民を縛る」憲法となる。
かつての大日本帝国憲法の復活である。主権在民ではなく、主権は天皇だ。
権力にたてつくものは(そう権力が判断したものは)、取り締まりの対象となる。
昨日流した他民党結党記者会見のように。
そうならないために、あと1日残されている。
写真のようなミリタリー坊や、ミリタリーお嬢さんに政治が牛耳られないよう、「投票に行こう!」と訴えよう。
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