第8回原子力規制委員会に来ている。今日は10時スタート。冒頭議題が原子力災害対策指針で、これは今日決定。地方自治体が防災計画を策定する必要があり、そのために拙速に指針をまとめるということらしい。不十分なところがいくつもあり、それらは懸案事項として最後に列記されている。
原子力防災対策指針の今後検討事項。1)災害の事前対策の今後のあり方。EAL、OIL、緊急時区分のあり方。これは、単に範囲ということではなく、どういう段階ということ。何が起こったら、あるいは起こりそうになったら、どういう行動に移るのか・・。
原子力災害対策検討事項。2)緊急時モニタリングのあり方。まだできていないようだ。3)オフサイトセンターのありかた。これも決まっていないようだ。オフサイトセンターをどこまで遠くしたら避難区域に入らないのか。そんな遠くして指揮ができるのか。4)被曝医療のありかた。
防災対策指針検討事項。5)福島第一原発への対応、6)地域住民との情報共有のあり方。この6番目に関連して、委員会の最後に大島委員の海外調査報告でフランスのCLI(地域情報委員会)のことが紹介される。今後の地方自治体との情報共有の一つのモデルとなるか。
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