昨日は横浜市で参加型システム研究会などが主催する研究フォーラムで、シンポジウムのパネリスト兼コーディネーターをやってきました。実は土曜日の夜あたりから、どうも熱が出て鼻水が止まらず、確実な風邪ひき状態となっていました。足湯や生姜湯やもろもろの努力を重ね、なんとか月曜日の朝には熱が下がり、横浜は関内まで出かけることができました。
フォーラムの今年のテーマは地球温暖化、これほど世界中で課題となり対策が急務となっているにもかかわらず、ゴミ問題や介護の問題に比べると、どうも我が身の問題として感じられていない、これで良いのか・・というのがテーマ設定の動機だったようです。
基調講演は京都大学の植田和弘先生。地球温暖化の問題を、単なる環境問題としてではなく、産業の文明史的転換(産業革命)と生活の質の問題として語られました。それはおそらく、人々の価値観の変化を否応なく伴う変化だろうと思います。
その中で、当たり前のように考えられていた環境と経済(雇用)の二律背反、環境を取れば雇用が縮小、雇用対策の開発を取れば環境が縮小ということが、実は間違いで相反するものではない、ということに人類は気づきはじめているのです。
おそらくその理解がもっとも遅れているの国の一つが日本です。
環境が経済を引っ張る。すでにヨーロッパではそれがはじまっていますし、この未曾有の金融危機の中でその傾向はますます強くなると思います。私のプレゼンも、そのところに注力をしました。
シンポジウムは生協、農業、企業、ワーカーズコレクティブ、そして横浜市行政のそれぞれの代表者が参加され、かなり広範囲の角度から、地球温暖化を考える場となりました。
冒頭にも書いたように、ゴミ問題や介護問題に比べると、地球温暖化問題が身近な問題と感じられていないことからか、意外に地域での地球温暖化問題を担うことを目的とした市民運動が少ないことに気がつきます。シンポジウムの最後は、横浜に地球温暖化問題に取り組む市民運動をつくろうということで締めくくりました。
横浜市行政では、地球温暖化対策を軸とした『環境モデル都市』づくりがスタートしています。これには私も、再生可能エネルギーワーキンチームの一員として参加しています。横浜で2025年までに自然エネルギーの活用を現在の10倍にするというのが課題です。
今回のシンポジウムで、この行政側の動きと市民側の動きの接点も少しできたかな、と思います。
また、後日報告もやって行きますので、とくに横浜市民の方はお仲間となって広げてください。
おかげさまで、どうやら風邪は良くなってきたようです。良い出会いは最良の薬のようで。
フォーラムの今年のテーマは地球温暖化、これほど世界中で課題となり対策が急務となっているにもかかわらず、ゴミ問題や介護の問題に比べると、どうも我が身の問題として感じられていない、これで良いのか・・というのがテーマ設定の動機だったようです。
基調講演は京都大学の植田和弘先生。地球温暖化の問題を、単なる環境問題としてではなく、産業の文明史的転換(産業革命)と生活の質の問題として語られました。それはおそらく、人々の価値観の変化を否応なく伴う変化だろうと思います。
その中で、当たり前のように考えられていた環境と経済(雇用)の二律背反、環境を取れば雇用が縮小、雇用対策の開発を取れば環境が縮小ということが、実は間違いで相反するものではない、ということに人類は気づきはじめているのです。
おそらくその理解がもっとも遅れているの国の一つが日本です。
環境が経済を引っ張る。すでにヨーロッパではそれがはじまっていますし、この未曾有の金融危機の中でその傾向はますます強くなると思います。私のプレゼンも、そのところに注力をしました。
シンポジウムは生協、農業、企業、ワーカーズコレクティブ、そして横浜市行政のそれぞれの代表者が参加され、かなり広範囲の角度から、地球温暖化を考える場となりました。
冒頭にも書いたように、ゴミ問題や介護問題に比べると、地球温暖化問題が身近な問題と感じられていないことからか、意外に地域での地球温暖化問題を担うことを目的とした市民運動が少ないことに気がつきます。シンポジウムの最後は、横浜に地球温暖化問題に取り組む市民運動をつくろうということで締めくくりました。
横浜市行政では、地球温暖化対策を軸とした『環境モデル都市』づくりがスタートしています。これには私も、再生可能エネルギーワーキンチームの一員として参加しています。横浜で2025年までに自然エネルギーの活用を現在の10倍にするというのが課題です。
今回のシンポジウムで、この行政側の動きと市民側の動きの接点も少しできたかな、と思います。
また、後日報告もやって行きますので、とくに横浜市民の方はお仲間となって広げてください。
おかげさまで、どうやら風邪は良くなってきたようです。良い出会いは最良の薬のようで。
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