久しぶりにまともにブログに向かっています。このとことろツイッター転送ばかりで、さすがにアクセス数はどんどん下がりました。
しかし、忙しくて忙しくて、本当に書く間がない!週末もないのです!
先週末は、金曜日の夜に大阪、土曜日、日曜日は下関、月曜日は祝島でした。
土曜日はブログにも書いた通りパタゴニア大阪江坂店で「つながり・ぬくもりプロジェクト」のお話。
パタゴニアはアウトドアライフのためのウェアやグッズを販売する国際的な販売会社です。
品質には定評があり、お店の名前自体がブランドとなっています。
そのパタゴニアで「自然エネルギーによる被災地支援」を掲げる「つながり・ぬくもりプロジェクト」を応援するための特製Tシャツが販売されています。
http://www.patagonia.com/jp/product/patagonia-mens-live-simply-japan-relief-t-shirt?p=51831-0-090
パタゴニアでのお話は毎週あります。
今週は8日(金)に大崎店で19時30分から。
来週15日(金)には、鎌倉店で18時30分からとなっています。
他にも講演会が増えていて、土曜日、日曜日は下関でした。
これはカトリック教会の広域的なブロックセミナーで、私の恩師である林尚志神父が主催者。
九州からも参加があり、遠いところではに宮崎県延岡市から来られている方もありました。
脱原発の集まりではなく、三菱や九州電力の現役もいらして、非常に刺激的な会でした。
私の話の中心は
1)原発がなくとも電気の供給不安はないこと。
2)自然エネルギーは世界中で飛躍的に伸びていて、中国やインドで急成長していること。
3)昨年の自然エネルギーへの投資額が22兆円にものぼること。
4)日本でも風力発電だけで、電力需要の7割をカバーでき、太陽光や地熱、小水力、バイオマスを入れると100%カバーできること。
5)それによる雇用が100万人にも及ぶこと。
6)いま焦点の固定価格買取制度と送電線の電力会社からの分離が重要なこと。
などなど。
はじめて、そんな話を聞かれる方も多く、熱心な討議が続けられました。
どうして、電気も間に合っているのに、「うんち」の後始末もできない原発を、これだけの事故が起きてもいまの政府は止めようとしないのだろう・・?
この問いに対する答は、いくつかあります。
一つは利権。東芝、三菱、日立など、原子力産業関連会社に、原発1基5000億円というお金が落ちる。そのお金は業界全体を、下請まで含めた雇用を確保するお金。
いまは、それが再処理だったり、もんじゅだったりする。
それを失うわけにはいかないということ。業態の変化をドラスティックに進めようという意欲も知恵もない。
もう一つは官僚の思考停止。言われたことしかやらない。新しい政策を考えられない。新しいものを持って来られても、それを受け止め咀嚼する能力もない。
そこまで官僚が劣化している。まともな人はたくさんいたが、これまでの水面下での電力との激しい闘いで、追い落とされ、飛ばされ、散り散りにされている。
いま残っているのは「電力の犬」見たいな人ばかり。固定価格買取制度も送電分離も、この人たちがやらせるわけがない。
民主党政権の最大の失敗は、まずこの人たちを切らなかったこと。
そのまま温存したために、ベトナムへの原発輸出とかわけのわからぬことまではじめた。
そして三つ目が、その「電力」。この正体が分からない。
私は「電事連」と呼んだり、「電力の闇部分」と呼んだりする。
政府を動かすシナリオを書いたり、国会議員ロビーで一気に流れを変えたり、選挙では強烈な強さを発揮したり・・。
なぜか国会議員の多くをねじ伏せる不思議な力を持っている。
ちなみに細野豪志原発問題担当大臣は、かつて浜岡原発を止めるという強い意志を持った強烈な反原発議員だった。
それがあるとき選挙で落選する(電気に落とされる!)。
そして復活するには電気の票(電機連合に電力総連)をもらって復活、そのときには「犬」に成り下がっていた。
今日彼が「原発担当大臣」をやっていられるのも「犬」だからだ。
企業にいる、多くの戦士たちも似たようなものだ。
「思考停止」。自分が何を、何のためにやっているのか見つめているのだろうか。
仕事だから仕方ない!と思っていないか?
たぶん、日本をここまで悪くしたのは、この思考停止。
考えることをやめちゃったからでは・・。
東芝、三菱、日立の戦士も、官僚たちも、そして「電力の闇」をになっている人間も。
実は、自分は何をしているのかわかっていない。
そして、福島第一原発事故。
おさまらない。放射能放出は止まらない。人々への被爆線量はどんどん大きくなる。
その放射能の中に子供たちを置き去り・・。
下水処理場の汚泥に放射能(それは想像力があればすぐわかること)、それを困って肥料にして良い・・!!
暗い闇にもてあそばれる「迷える子羊」たちが迷うだけではなく、どうも闇の主たちも「迷えるオオカミ」になっているのでは。
菅さんはいつまでいるの?いいかげん居直りすぎ!
でも固定価格買取制度は、菅さんが辞めても成立するの。
浜岡はともかくも全面停止しているし、上関もなんとなく凍結になりそう。
流れは、なんだか土壇場の菅さん状況はとても良い。
政権が変わって、そこでとんでもない原発行け行け「思考停止内閣」が出てくると、とんでもないことがはじまる。
後ろが見えないだけに、「迷える菅」内閣でも、ましに見えてしまう・・というのは言い過ぎなんだろうか?
最後に祝島。
東日本大震災が発生して、しばらく行けなくなっていた。
久しぶりの祝島訪問の目的は二つ。
太陽光発電の設置について、きちんと地元の負担にならないよう事業として成立するようにするための相談と、祝島の水問題解決のための調査。
ジャパンダイアローグで知り合った水問題の専門家、橋本さんと一緒に島に渡った。
水源地などを見てまわったあと、まさに大豪雨。
今年の水問題はこれで、うーむ解決した!
この水源写真は、そのうち公開します。
しかし、忙しくて忙しくて、本当に書く間がない!週末もないのです!
先週末は、金曜日の夜に大阪、土曜日、日曜日は下関、月曜日は祝島でした。
土曜日はブログにも書いた通りパタゴニア大阪江坂店で「つながり・ぬくもりプロジェクト」のお話。
パタゴニアはアウトドアライフのためのウェアやグッズを販売する国際的な販売会社です。
品質には定評があり、お店の名前自体がブランドとなっています。
そのパタゴニアで「自然エネルギーによる被災地支援」を掲げる「つながり・ぬくもりプロジェクト」を応援するための特製Tシャツが販売されています。
http://www.patagonia.com/jp/product/patagonia-mens-live-simply-japan-relief-t-shirt?p=51831-0-090
パタゴニアでのお話は毎週あります。
今週は8日(金)に大崎店で19時30分から。
来週15日(金)には、鎌倉店で18時30分からとなっています。
他にも講演会が増えていて、土曜日、日曜日は下関でした。
これはカトリック教会の広域的なブロックセミナーで、私の恩師である林尚志神父が主催者。
九州からも参加があり、遠いところではに宮崎県延岡市から来られている方もありました。
脱原発の集まりではなく、三菱や九州電力の現役もいらして、非常に刺激的な会でした。
私の話の中心は
1)原発がなくとも電気の供給不安はないこと。
2)自然エネルギーは世界中で飛躍的に伸びていて、中国やインドで急成長していること。
3)昨年の自然エネルギーへの投資額が22兆円にものぼること。
4)日本でも風力発電だけで、電力需要の7割をカバーでき、太陽光や地熱、小水力、バイオマスを入れると100%カバーできること。
5)それによる雇用が100万人にも及ぶこと。
6)いま焦点の固定価格買取制度と送電線の電力会社からの分離が重要なこと。
などなど。
はじめて、そんな話を聞かれる方も多く、熱心な討議が続けられました。
どうして、電気も間に合っているのに、「うんち」の後始末もできない原発を、これだけの事故が起きてもいまの政府は止めようとしないのだろう・・?
この問いに対する答は、いくつかあります。
一つは利権。東芝、三菱、日立など、原子力産業関連会社に、原発1基5000億円というお金が落ちる。そのお金は業界全体を、下請まで含めた雇用を確保するお金。
いまは、それが再処理だったり、もんじゅだったりする。
それを失うわけにはいかないということ。業態の変化をドラスティックに進めようという意欲も知恵もない。
もう一つは官僚の思考停止。言われたことしかやらない。新しい政策を考えられない。新しいものを持って来られても、それを受け止め咀嚼する能力もない。
そこまで官僚が劣化している。まともな人はたくさんいたが、これまでの水面下での電力との激しい闘いで、追い落とされ、飛ばされ、散り散りにされている。
いま残っているのは「電力の犬」見たいな人ばかり。固定価格買取制度も送電分離も、この人たちがやらせるわけがない。
民主党政権の最大の失敗は、まずこの人たちを切らなかったこと。
そのまま温存したために、ベトナムへの原発輸出とかわけのわからぬことまではじめた。
そして三つ目が、その「電力」。この正体が分からない。
私は「電事連」と呼んだり、「電力の闇部分」と呼んだりする。
政府を動かすシナリオを書いたり、国会議員ロビーで一気に流れを変えたり、選挙では強烈な強さを発揮したり・・。
なぜか国会議員の多くをねじ伏せる不思議な力を持っている。
ちなみに細野豪志原発問題担当大臣は、かつて浜岡原発を止めるという強い意志を持った強烈な反原発議員だった。
それがあるとき選挙で落選する(電気に落とされる!)。
そして復活するには電気の票(電機連合に電力総連)をもらって復活、そのときには「犬」に成り下がっていた。
今日彼が「原発担当大臣」をやっていられるのも「犬」だからだ。
企業にいる、多くの戦士たちも似たようなものだ。
「思考停止」。自分が何を、何のためにやっているのか見つめているのだろうか。
仕事だから仕方ない!と思っていないか?
たぶん、日本をここまで悪くしたのは、この思考停止。
考えることをやめちゃったからでは・・。
東芝、三菱、日立の戦士も、官僚たちも、そして「電力の闇」をになっている人間も。
実は、自分は何をしているのかわかっていない。
そして、福島第一原発事故。
おさまらない。放射能放出は止まらない。人々への被爆線量はどんどん大きくなる。
その放射能の中に子供たちを置き去り・・。
下水処理場の汚泥に放射能(それは想像力があればすぐわかること)、それを困って肥料にして良い・・!!
暗い闇にもてあそばれる「迷える子羊」たちが迷うだけではなく、どうも闇の主たちも「迷えるオオカミ」になっているのでは。
菅さんはいつまでいるの?いいかげん居直りすぎ!
でも固定価格買取制度は、菅さんが辞めても成立するの。
浜岡はともかくも全面停止しているし、上関もなんとなく凍結になりそう。
流れは、なんだか土壇場の菅さん状況はとても良い。
政権が変わって、そこでとんでもない原発行け行け「思考停止内閣」が出てくると、とんでもないことがはじまる。
後ろが見えないだけに、「迷える菅」内閣でも、ましに見えてしまう・・というのは言い過ぎなんだろうか?
最後に祝島。
東日本大震災が発生して、しばらく行けなくなっていた。
久しぶりの祝島訪問の目的は二つ。
太陽光発電の設置について、きちんと地元の負担にならないよう事業として成立するようにするための相談と、祝島の水問題解決のための調査。
ジャパンダイアローグで知り合った水問題の専門家、橋本さんと一緒に島に渡った。
水源地などを見てまわったあと、まさに大豪雨。
今年の水問題はこれで、うーむ解決した!
この水源写真は、そのうち公開します。
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