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先週木曜日は、月に一回、恒例のコーチアカデミーの日でした。
午前中の中村塾。
今日は、その冒頭に、スペシャルプログラムがありました。
このところ、アカデミーにゲスト参加してくれている、
(ゲストと言いながら、もはやレギュラーメンバーですが 笑)S先生。
地元春日井市で40年にわたって小・中学校で教鞭を取っていたんですが、
実に教員らしからぬ教員でした。
そんなS先生がなぜ中村塾に参加しているのか?
話せば長い話になるので、それは省略しますが、ここに参加していることが
S先生が教員らしからぬ教員であることの何よりの証拠です。
さらにS先生、中村塾のみんなの熱いプレゼンを聞くうちに、自分も燃えてきちゃって、
「ぜひ、ボクにもプレゼンやらせてください!」
S先生の、こういうところが大好きなんです
もちろん、ふたつ返事でOKです。
そんなS先生のプレゼン。タイトルは、
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「なぜ学ぶのか? 最高の教え方!」
いいですね~ タイトルからして最高です。
そして「最高の教え方」。 みなさんは、どんな教え方を想像しますか?
なんとS先生、
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だと言うんです! これにはシビれました
ラーニング・ピラミッド といって、
どういう教え方をすると、どのくらい記憶に定着するか、
という理論があるそうなのですが、
これによると、学校の授業や講義で学んだことは、
たったの5%しか定着しないそうです。
一方で、アクティブ・ラーニングといって、能動的に自ら学んだこと、
自分が誰かに話したこと・教えたことほど、忘れない。
だから、最高の教え方は、「何も教えず、自分たちで考えさせ、学ばせる」と
いうのが教師生活40年のS先生の考えです。
「教えずに、教える」
そうして考えると、技術の若手が考えてくれた新入社員研修は、まさにこれだったな〜
中村塾のメンバーは、みんないずれも高いY軸(スキル)の持ち主。
このスキルの伝承が、ISOWAの今の課題でもあり、
だからこそこうして毎月、中村塾のメンバーは知恵を絞っています。
次世代のみんなにイキイキと学んでもらえるよう、
若手に負けじと、われわれ世代もがんばらなくっちゃ
S先生、ナイスなプレゼン、ありがとうございました
ありがとうございました。
また難しい内容をブログに上手にまとめて頂き、
心より感謝申し上げます。
「教えずに教える」というコンセプトは非常に難しく、
自分もなかなかできません。
今回のプレゼンも若い教師から教わったことを、
自分の経験をもとにまとめたものです。
理想的な教育法かもしれませんが、実際に成功している教師もいます。
単純に相手に任せるのではなく
① 内容に対する深い理解
② よく考えられた課題と場面設定
③ 振り返りと改善、が大切なのかなと思います。
確かに(株)ISOWAの新入社員研修は、
「教えない教え方」の良い例だと言えると思います。
毎月「中村塾」と「塩見塾」に参加させていただいています。
スキルの高い方々のプレゼンや話し合いは刺激的で
自分とって良い学びとなっています。
しかし、自分自身「目的や内容」をよく理解していない変な質問や発言も多く
本当に申し訳ないと思っています。
今後は「振り返りと改善」を徹底するよう心がけていきたいと思いますので、
どうかよろしくお願いします。
これからももっと私たちには無い視点での
アドバイスをお願いします。
ありがとうございます。