磯輪日記

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最高の教え方とは?

2023年07月24日 19時55分21秒 | ISOWAの風土改革

 

先週木曜日は、月に一回、恒例のコーチアカデミーの日でした。

 

午前中の中村塾。

今日は、その冒頭に、スペシャルプログラムがありました。

 

    

このところ、アカデミーにゲスト参加してくれている、

(ゲストと言いながら、もはやレギュラーメンバーですが 笑)S先生。

地元春日井市で40年にわたって小・中学校で教鞭を取っていたんですが、

実に教員らしからぬ教員でした。

 

そんなS先生がなぜ中村塾に参加しているのか?

話せば長い話になるので、それは省略しますが、ここに参加していることが

S先生が教員らしからぬ教員であることの何よりの証拠です。

 

さらにS先生、中村塾のみんなの熱いプレゼンを聞くうちに、自分も燃えてきちゃって、

 

 「ぜひ、ボクにもプレゼンやらせてください!」

 

S先生の、こういうところが大好きなんです

もちろん、ふたつ返事でOKです。

 

そんなS先生のプレゼン。タイトルは、

「なぜ学ぶのか? 最高の教え方!」

 

いいですね~ タイトルからして最高です。

 

そして「最高の教え方」。 みなさんは、どんな教え方を想像しますか?

 

なんとS先生、

だと言うんです! これにはシビれました

 

ラーニング・ピラミッド といって、

どういう教え方をすると、どのくらい記憶に定着するか、

という理論があるそうなのですが、

これによると、学校の授業や講義で学んだことは、

たったの5%しか定着しないそうです。

一方で、アクティブ・ラーニングといって、能動的に自ら学んだこと、

自分が誰かに話したこと・教えたことほど、忘れない。

 

だから、最高の教え方は、「何も教えず、自分たちで考えさせ、学ばせる」と

いうのが教師生活40年のS先生の考えです。

 

 「教えずに、教える」

 

そうして考えると、技術の若手が考えてくれた新入社員研修は、まさにこれだったな〜

 

中村塾のメンバーは、みんないずれも高いY軸(スキル)の持ち主。

このスキルの伝承が、ISOWAの今の課題でもあり、

だからこそこうして毎月、中村塾のメンバーは知恵を絞っています。

次世代のみんなにイキイキと学んでもらえるよう、

若手に負けじと、われわれ世代もがんばらなくっちゃ

 

S先生、ナイスなプレゼン、ありがとうございました

 

 


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2 コメント

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ありがとうござました (Unknown)
2023-07-25 14:43:34
先日は「中村塾」の貴重な時間をお借りしての発表、
ありがとうございました。
また難しい内容をブログに上手にまとめて頂き、
心より感謝申し上げます。

「教えずに教える」というコンセプトは非常に難しく、
自分もなかなかできません。
今回のプレゼンも若い教師から教わったことを、
自分の経験をもとにまとめたものです。
理想的な教育法かもしれませんが、実際に成功している教師もいます。

単純に相手に任せるのではなく
 ① 内容に対する深い理解
 ② よく考えられた課題と場面設定
 ③ 振り返りと改善、が大切なのかなと思います。

確かに(株)ISOWAの新入社員研修は、
「教えない教え方」の良い例だと言えると思います。

毎月「中村塾」と「塩見塾」に参加させていただいています。
スキルの高い方々のプレゼンや話し合いは刺激的で
自分とって良い学びとなっています。

しかし、自分自身「目的や内容」をよく理解していない変な質問や発言も多く
本当に申し訳ないと思っています。
今後は「振り返りと改善」を徹底するよう心がけていきたいと思いますので、
どうかよろしくお願いします。
返信する
もっと (磯輪英之)
2023-07-25 23:23:56
 S先生

これからももっと私たちには無い視点での
アドバイスをお願いします。
ありがとうございます。
返信する

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