４年ぶりの顛末

 

日曜、月曜の一泊二日で、全国紙段機連合会の４４回目の総会が静岡で開催され、

紙器、段ボール機器に携わる１９社のみなさんが集いました。

 

 

前回４３回が、

いい話し合いができました - 磯輪日記

コロナ前の2019年だったので、4年ぶりでした。

 

この間に、東京地区の会長だったN社のNさんがお亡くなりになったことがとても

残念でした。

 

　　　　

富士山も山頂が雲に隠れて、ちょっと寂しそうでした。

 

 

夜の懇親会では、私の大好きなマジックショーがありました。

オイルというマジシャンで、アシスタントに指名され、私もステージに上がりました。

 

　「お名前は？」

 

と聞かれたので、

 

　「オイル２です」

 

ただのハンカチが、私の選んだトランプのカードの絵柄に変身するという魔訶不思議な

手品の片棒を担がされました。　

 

とても楽しいショーでしたが、オイルさん、コロナ前に静岡県内でマジックバーを２店

経営してたけど、

 

　「マジックの専門用語で『倒産』となりました」

 

厳しい経験をしたけど、とても明るく、楽しく、最も重要な　不思議なマジックを

見せてくれました。　ありがとう。

 

 

夜、部屋に戻って、荷物を整理していて、持って来たコートが無いことに気付きました。

部屋の中をいくら探しても見当たらず、冷静にホテルにチェックインしてからの行動を

振り返ってみると、間違いなく、到着早々、総会を開いた会議室のコートハンガーに

掛けていました。

 

１１時を回っていましたが、フロントを訪ね、事情を話したら、

 

　「落とし物などがあれば、フロントへ届けることになっていますが、

　　そういうものは・・・」

 

それならと、会議室の鍵を開けてもらい確認しましたが、あるべき場所のハンガーには

何も掛かっていませんでした。

 

おかしいな～　　あきらめきれないまま、部屋へ戻りました。

 

しかし、どう考えても、絶対にあそこしかない！　

もしやと思い、スマホを確認すると、偶然撮っていた冒頭の写真の後方に・・・

 

 

　　　　

　　　　

別の写真にも、私のコートが写っていました！

 

総会参加者の中にも、

 

　「磯輪さんがコートを掛けていたの、私、憶えていますよ」

 

といってくれる方もいました。

 

 

で翌朝、もう一度、フロントへ行って、会議室を見せてもらいました。

今回は、テーブルクロスもめくって、テーブルの下も確認したし、会議室のバック

ヤードも確認してもらいましたが、見つかりません・・・

どう考えても、ここしかないのに？？？

 

昨夜の我々の会の担当の方は、この日は遅番で、お昼くらいにならないと出社しないと

言うので、名刺に携帯の番号を記して、

 

　「何かあったら、ここへ連絡ください」

 

お気に入りのコートだったので、残念でなりません。

 

置き忘れたのは会議室で、そこからどこかへ移ったとしてもホテルのどこかにしか

ありえないのに見つからないということがとうしても納得できないまま、ホテルを

後にしました。

 

 

午前中、会員の１社である、U社さんの工場を見学し、１１時ごろ静岡駅に向けて

出発した直後、携帯が鳴りました。　宿泊したホテルからで、

 

　「コートが見つかりました」

 

で、Ｓ社のＦ社長が親切にホテルまで車で送ってくれて、無事、コートは手元に戻り

ました。

 

　「で、どこにあったのですか？」

 

とフロントの女性に聞いても、はっきり答えてくれないので、しつこく聞き返しました。

最初は「会議室の外の通路にあった」と言っていましたが、その内、「会議室の中に

ありました」という答えに変わりましたが、どうにも歯切れが悪い。

返ってきたコートはきれいに折りたたまれ、ビニールの袋に入っていました。

思うに、おそらく昨夜の内にフロントに届けられていたけど、会の幹事に報告せず、

また申し送りもないまま、前夜からフロントのどこかに留め置かれていた。　

しかしフロントのスタッフは誰も気づいていなかった。

これが真実じゃないかと思います。

 

 

コートを受け取る時も、出発前に対応した女性は私にバツが悪そうに謝りますが、

その他のスタッフは、我関せず・・・　　情報の共有がここでもできていない。

 

楽しい会だったけど、あと味が・・・