チョー地元との共存共栄

 

少し前に、ＩＳＯＷＡの学区の中学校である西部中学校のＳ先生から

　

　「春日井市教育委員会がＩＳＯＷＡさんの表彰を決定しました。

　　表彰式があるのでお越しいただけますか？」

 

と、お電話をいただきました。

 

なんの表彰！？　かと言うと、

今年の３月、この西部中学さんと、春日井小学校、牛山小学校のＩＳＯＷＡ本社の

地元の３校に寄付させてもらったことに対する、お礼でした。

 

内定者にしては・・・ - 磯輪日記

 

場所は春日井市の文化フォーラム。

表彰なんて恐縮しちゃいますが、せっかくなので、参加させてもらってきました。

私を含めて、表彰されるのは全部で５人。

他のみなさんはどういう理由でここに呼ばれているんだろうと、

隣り合った人と少しお話ししてみたら、

 

　「自分は秋田出身で、秋田県人会主催の、春日井と男鹿の小学生の

　　宿泊交流にちょっと寄付をさせてもらったから」

 

とのこと。

他にも、スポーツの振興に寄与した、と表彰されている方もいらっしゃいました。

いろんな地域貢献がありますね　

 

 

ＩＳＯＷＡも２０１８年に審査委員会特別賞を受賞させてもらった、

『日本でいちばん大切にしたい会社大賞』。

で、表彰式です - 磯輪日記

 

これを主宰する坂本先生は、

 

　「企業が大切にしなければいけないのは、

　　　　１従業員とその家族

　　　　２外注先・仕入先

　　　　３顧客

　　　　４地域社会

　　　　５株主

　　です。そしてこれが大切にする順番です」

 

と、常々言っています。

 

ＩＳＯＷＡもこれまでずっと、

『自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける　世界一社風のいい会社をつくろう』

ということを標ぼうしてきました。

そして、ようやくここ１０年くらいで、風土改革と戦略を結び、

お客様への提供価値につなげることを考えられるように。

 

さらに、坂本先生との出会いによって、２の仕入れ先さん、協力会社さん（私たちは

『ＴＡＳＵＫＥビト』さんと呼んでいます）との共存共栄をより強く意識するように

なりました。

 

しかし、４番目の地域社会に関しては、坂本先生との出会いを経てなお、これまで

ほとんど意識が向いていなくって、今年の初め、本当に、ふいに思い立ったことでした。

どうして今まで思いつかなかったんだろう、と、後悔すらしたんですが、

Better late than never.

 

おかげで、貴重な経験をさせてもらいました。

 

さらにありがたいのが、寄付してそれっきり、にならずに、以後もご縁が続いていること。

 

西部中学さんへは、ＯＢ＋α が母校訪問して、キャリア授業をさせてもらったり、

『課外授業 ようこそ先輩』from ＩＳＯＷＡ編 - 磯輪日記

 

春日井小の子どもたちとは、長期休み中の食堂解放や、

ドリームキッチン ｉｎ ＩＳＯＷＡ - 磯輪日記

 

ハロウィンイベントなどで、交流させてもらっています。

５日遅れのハッピーハロウィン - 磯輪日記

 

まずはチョー地元からと始めたのは、大正解でした。

働き掛けた反応が、すぐ、直に感じられる、目にできる。

だから、「やってよかった！」と心底思える。

 

直接の寄付という形以外にも、企業が学校や地域の役に立てる道はいろいろあるんだな～　ってことを、たくさん学ばせてもらった半年でした。

 

今まで、地域社会への貢献ということに目が向いていなかった分も、

これからもっともっと、ＩＳＯＷＡなりの恩返しをしていけたらいいな　

 

西部中学校さん、春日井小学校さん、牛山小学校さん、

今回は教育委員会への推薦、ありがとうございました。

これからも末永～く、よろしくお願いします。

 

Ｗｅ春日井　

 

 

ここからは独り言。

　せっかく表彰式に参列しても、教育委員会の人たちと名刺交換することもなく、

　表彰された者同士の交流もない。

　集合写真に写っている後列の人は誰かも知らされない。

　決められたルール通り、毎年やってるんでしょうね。

　もう少し『おもてなし』の心があってもいいんじゃないのかな。