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午前11時に豊田スタジアムに着いて、ラリー気分を満喫した後、午後5時、
2023WRCラリージャパンのオープニングセレモニーが始まりました。
照明の演出がスゴイ。一発、花火も上がりました。ただ場内放送は声が
反響してしまい、何をしゃべっているのか聞き取りにくい。
そんな中、うれしい誤算がありました。
インスタートとアウトスタートがあり、距離を公平にするため、コース
レイアウトを工夫して、2周目になるとインとアウトが自然に入れ替わる
ように設計されています。だから2周でタイムアタックすると思っていましたが、
それを2回、つまり全部で4周するのです。 世界のトップドライバーの走りっぷりが
二倍観戦できるんです。これはうれしい!
おまけにレースがスタートする前に、F1同様、タイヤのウォーミングアップのために
1周、テスト走行するので、1レースに付き計5周。
できるだけタイヤの温度を高い状態ですぐにスタートしたいので、あえて、ウォーミング
アップ周回のスタートを相手選手より遅らせるなんてことをするドライバーも
いるそうです。
そしてもうひとつの誤算。
座席のシートは樹脂製の硬いシートなので、事前に百均で買った小さなクッションを
持参したんですが、何と、シートヒーター内蔵でした。だからポカポカ。昼間などは
室内で観戦しているかと勘違いするほど。強力な助っ人(助っ椅子)でした。
スペシャル SS、最初WRC2というトップからひとつ下のカテゴリーからスタート
しました。
これまでのスタッフカーの試走とは、エンジン音の迫力が違います。
「オオ!」
しかしいよいよWRC1というトップカテゴリーのワークスマシンが登場すると、
そのエキゾーストノートはさらに猛々しさを増しました。
感謝感激、雨あられ。神様、仏様、WRC様。
バックスタンドで観戦だったので、最初のコーナーを高速で駆け抜ける車がキレイに
ドリフトしていく様子がバッチリ見えます。
ジャンプ台の上りと下りでそれぞれ軽くジャンプする様子もはっきり確認できます。
ここをトップ選手たちは2分を切って走り切ります。スタジアムのピッチ内の
特設コースだから、一番長いストレートでも50mくらいでしょうか。そこを
どれくらいのスピードまで上げているのか? 瞬間最高100km/hは出ているんで
しょうか?
ジャンプ台も、普通のコースでのジャンプとは違い、上りも、下りも、ドライバー
たちが経験したことのない勾配で、上り切った時、ドライバーには空しか見えず、
ここでマシンを壊さない範囲でどこまで加速できるか?
勝田選手曰く、
「ドライバーの勇気と技が試されます」
夜の8時過ぎまで、1日たっぷりラリージャパンを満喫しました。
勝田選手は、二日目のクラッシュで順位を大きく落とし、この投稿時点で6位ですが、
クラッシュ後、多くのSSで全選手中ベストタイムを何度もたたき出し、頑張って
くれています。
ぜひ
私たちのように表彰台に上って、トロフィーを掲げて欲しい。
最後まで粘り強く、走り抜いてくれることを、応援しています。
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