これが朝日新聞流？

９月末の名古屋平成如水会での講演を聞いてくれたこともきっかけで、朝日新聞の
Ｙくんが

　「これまで何回かお話をうかがうなかで、ＩＳＯＷＡの取り組みに
　　読者にも伝わるメッセージがあるのではないかと考えていました。

　　朝日新聞の経済面で連載中の企画で、ぜひ、磯輪社長にご登場
　　いただけないかと思っています」

と取材の申し込みがあり、今日、取材を受けました・・・

　「でも、これ、例のおでん屋さん、やおやでは・・・？」

そう、おでん屋さんでインタビュー。
私はへらマイクで答え、Ｙくんはお箸でお皿に取材メモを・・・
なんてことある訳ないじゃないですか。その辺りの経緯は追々説明
しますね。


とりあえず、今朝９時半に来社したＹくん。
まずは部署紹介を体験してもらいました。

Ｙくんがそれぞれの紹介の中で印象に残った言葉を教えてくれました。

　「チームワークが一番大事。仕事でも、家でも、ギャンブルの
　　事でも話し合える仲間づくりをする」（組立Ａくん）

　「１０００分の１ミリの加工をしないと、いい機械はつくれません」
　　（段ロールＮさん）

　「笑顔がモットー。だからメールアドレスもｅｇａｏです」
　　（管理Ｎくん）

　「カメラを向けると自然に良い笑顔が広がる。それが社風が
　　いいという事だと思います」（工務Ｓくん）

　「『技術のＩＳＯＷＡ』と言われるような看板部署にしたい」
　　（技術Ｓくん）

　「技術者が自分の言葉で海外のお客様に伝えられることが
　　何より大切だと思ってます」（貿易Ｋさん）

全員素晴らしかったです。その中でも特に印象に残ったのは、組立の
Ａくんと技術のＳくんとのこと。私も同感でした。

とつとつと、しかし自分の言葉で語るＡくん。
自身の今後の仕事の決意表明をしたかのようなＳくん。

　「風土改革の事は以前も聞いていたはずなのに、とても新鮮で
　　魅力的な話をうかがうことができたと思っています」

事前に質問事項を知らせてくれていましたが、その質問がナイス。
それもそのはず、前回の講演を聞くだけじゃなく、この１年くらいの
私のブログをきっちり読み込んでくれていました。
だから風土改革の真髄をとらえた質問ができるのです。

また取材中のメモの量も半端じゃない。２０ページくらい書いたんじゃ
ないでしょうか。

結局、インタビューが終わったのは昼食抜きで、午後の１時。
でもＹくんがしっかり準備して訪問してくれたので、とても楽しい、
話し甲斐のある３時間半でした。


ちょうど今夜、平成如水会の幹事の慰労会をやおやでやることになって
いたので、

　「よかったら参加する？」


こうして夜は、幹事だったＭくん、ＳＮさん、ＳＭくんの三人に加えて、
Ｙくんも飛び入り参加の慰労会となりました。



うっかりしていて、取材時に写真を撮り忘れたので、やおやでその埋め合わせを
しました。お互い、へらと箸・皿を駆使してね。


慰労会は、ＳＮさんが如水会駆け出しの頃、一度来たことがあったというやおや
です。でもその時は、ペーペーだったＳＮさんは、大先輩方で満席なので、立った
まま、お好み焼きなどを食べたことは憶えているけど、緊張していて味がどうだ
などとまったく記憶にない。だから、

　「ぜひもう一度、連れてって下さい」

とのリクエストで、やおやになったのです。

ＳＮさんにとっては、７－８年ぶりに実現した二度目のやおや。

　「おいしい、おいしい」

を連発していました。よかったね。


変人のＭくんは、

　「今まで、おでんの人気ランキングで大根がいつも１位である
　　ことが許せなかったけど、やおやの大根を食べて、

　　　『やっぱり大根が１位だ』

　　と分かりました」

と変人らしからぬ感想。


Ｓくんは連夜の酒席で、ややお疲れ気味でした。


最後は、へらマイクで全員で熱唱・・・しませんよね。
でもＳＮくん、昔流行った演歌歌手そのものですね。


１０年前、２０年前は、大先輩に連れられて来たやおや。
ついこの前のような気がするけど、それが今は、私が後輩を連れて行く
立場に。

時の流れは、いと速し。


取材時に、ＩＳＯＷＡ技術特製の信号機がいたく気に入ったＹくん。

　「それじゃあお土産に１つ持って帰りなよ」

とプレゼントしたところ、夕方には、

　「Ｓさんからいただいた信号機を、早速、（上司にばれない
　　ようにコッソリ…）組み立ててみました。

　　　　　　　

　　同行したカメラマンからもうらやましがられる完璧なできばえ
　　です。末永く愛用させてもらいます。」

と写メが届きました。

それならカメラマンのＳＴさんにもプレゼントしますからね。
お楽しみに。