磯輪日記

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お客様は誰?

2021年10月25日 20時02分07秒 | ISOWAの風土改革

 

先週の日経のコラム『大機小機』にこんな記事がありました。

矢野財務次官の財政再建についての寄稿に関するものでした。

 

私は、コラムニストの隅田川さん同様、発言内容についても、発言したことの是非に

ついても、いずれも大賛成です。

 

ただハッともさせられました。 それは最後の段落です。

矢野さんの行動を「身を賭して政治を正そうとしていると英雄視する」ことへの警告

でした。 実は、私も、「よくぞ言った!」と英雄視していました。

 

しかし筆者は、

 

 「それ(政治のおかしな決定)を公務員が一々身を賭して防ごうとしたら、

  本当に一身を犠牲にすることになり、有能な役員が次々と政府から姿を消す」

 

と言います。

 

これ読んで、なるほどそうだよな~ と反省しました。

 

と同時に、森友・加計問題などを見ていると、一身を賭して政治を正そうと考えている

役人など存在していないと思わざるをえないですよね。

だって、みんな知ってるのに、誰も本当のことを言わない。それだけじゃなく、一致団結

(?)して隠してる。

 

議員、役人のお客様は誰か?  彼らは公僕であり、お客様は我々国民でしょ。

 

さらには、国民のために良心に基づいて仕事をしようとすると、一身を賭さなきゃと

思わせる日本の政治の場の風土が最大の問題です。 

 

自分たち議員の誤りは議員自らが正す。これこそ政治の責任です。

 

選挙の季節ですね。

自分たちの誤りは自分たちで正せる人を選ぶ。 

だから投票に行こう!

 

 

 


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