ふざけるな！！

やっと名古屋市議会解散請求のリコール運動への父の署名の異議申し立てに
対する『決定書』が届きました。





当然『有効』になると思っていたら・・・　　
何と「申出を棄却する」との決定です。



その理由は、

　地方自治法第７４条の２第１項の規定により、署名が有効である
　ためには、署名し印を押した者が選挙人名簿に登録されている
　ことを要する。

そりゃあ当然でしょう。理由はさらに続きます。

　ここで対照すべき選挙人名簿は、審査完了時において、現に
　有効な選挙人名簿である必要があるため、申出は認められない。


そこで「地方自治法第７４条の２第１項」って何が規定されているのかを調べて
みました。するとこんなことがそこには書かれていました。

　「第７４条の２
　　１　条例の制定又は改廃の請求者の代表者は、条例の制定又は
　　　　改廃の請求者の署名簿を市町村の選挙管理委員会に提出して
　　　　これに署名し印をおした者が選挙人名簿に登録された者で
　　　　あることの証明を求めなければならない。
　　　　この場合においては、当該市町村の選挙管理委員会は、その
　　　　日から２０日以内に審査を行い、署名の効力を決定し、その
　　　　旨を証明しなければならない。」

何やら意味不明のことが書かれているけど、そのどこにも、

　「対照すべき選挙人名簿は、審査完了時において、現に
　　有効な選挙人名簿である必要がある」

とは書かれていません。
どうです、みなさん、そんなこと書いてあります？


そもそも何のために署名の審査をし、さらにその審査期間を再延長したのか。

それは、署名の中に正しくないものがある可能性があるからだったはず。
その時点で選挙人名簿に載っている本人が、受任者の私の目の前で書いた
署名の一体どこが不正なのか！！

そういう審査の方が不正ではないのか！


この決定書の差出人である、名古屋市北区選挙管理委員会の委員長の岩崎雅明
って一体どういう人なの？　どういう権限があるの？

調べてみました。

　
　　名古屋市選挙管理委員会の報酬　
　　　委員長一ヶ月　36万9950円　
　　　委員一ヶ月　35万7340円

　　区選挙管理委員会
　 　委員長一ヶ月　１2万4210円　
委員一ヶ月　　9万8110円

　非常勤で、選挙は毎月は無い。
　　出勤日数　月平均4日。


これ誰が選んでいるの？　私は投票した憶えはありませんよ。

調べてみると、任期は４年。議会の選挙で決定する。
議会が選挙？　完全お手盛りジャン。

おまけに、名古屋市は委員４人中３人を市議ＯＢが占め、報酬額も他都市平均の
１０倍を超え、突出しているんです。

ふざけんな！！　選挙管理委員もリコールだ！


みなさん、いいですか、名古屋市選挙管理委員会は税金を使って、議員のお手盛り、
言ってみれば「天下り」ですよ、署名の審査をし、父の署名も含めて一方的に無効
とし、それも誰の署名が有効で、誰の署名が無効かは、確認したい人は自分で時間を
割いて、交通費を使って、区役所まで見にいらっしゃいと言う。

で、見て、「無効だ。おかしい」と思った人には、異議申立書をその本人限り
提出を認める。つまり署名受任者が署名者の代理として異議申し立てができない
んですよ。

それでもって、また税金を使って、税金から給与をもらっている人たちが審査して、
税金を使ってその回答を郵送してくる。


一方、市選挙管理委員会は、河村さんの支援団体に対し署名者本人の意思を確認
する証拠書類の提出を要求した。支援団体は、寄付やボランティアで、確認依頼を
署名者に郵送し、返信の切手代を負担してまで、署名者は確認書を返送している
んですよ。

選管はすべて税金。対する我々はすべて自腹。


そしてさらに驚いたことには、今回の決定に不服の場合は、



　「１４日以内に名古屋地方裁判所に出訴することができます。」

だとさ。

文句がある場合は、自腹で裁判を起こせということですか。


根本的におかしくないですか。本来は、亡くなった父がした署名がどうしても
無効だというなら、選挙管理委員会が自腹で裁判を起こせよ。


公正であるべき選挙管理委員会がこれじゃあ、まさに民主主義の危機。


この先どうしたものか。
選挙管理委員会を訴えたい。