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絶好のミルフォード日和だったのに。。。
大いに落胆したけど、
「この辺りにはまだ2日滞在するから、その間に。。。」
と気を取り直して、宿泊地のテアナウまで1時間半来た道を引き返しました。
テアナウの街(と言っても本当に小さな町で、主要部はすべて徒歩圏内)で夕食を取り、宿まで戻ると、
ツノ坊が、
「あ、虹だ! 虹なんて日本じゃもう長らく見てないな〜」
「本当だ! きれいだね」
「きっといいことあるよ」
そして翌日は、これまた36年ぶりに 土ボタルの洞窟ツアーに参加しました。
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テアナウ湖をクルーズ船で横切って、そこから洞窟の中に入ります。
ガイドに、
「36年前新婚旅行でここへ来た」
と伝えると、同じグループになった人たちからも、
「How sweet!」
とお祝いの言葉を頂戴しました。
洞窟に入ると、中に設置された手すりのついたキャットウォークを進みます。
ところどころ天井が低くなっているので、腰を屈めて前進します。
テアナウ湖のさらに上部にある湖からの水、そして山に降った雨が、一緒になってものすごい勢いで
流れていきます。その音が天然の効果音です。その激流の音に負けない大声でガイドが説明してくれます。
さてその先で、10人乗りくらいのボートに乗り込むんです。もちろん洞窟の中でですよ。
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ここまでがガイドが懐中電灯を照らしながら、ところどころで大声で説明していましたが、ここからは
ホタルを観賞するために、ライトはすべて消し、声も全くなし。
洞窟内は撮影は一切禁止なので、上の写真はサイトから借りたものです。
ただこれは撮影用に証明されているだけで、実際は真っ暗。
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こんな感じで、ホタルだけが光を発しています。
日本のホタルとちがい、土ボタルは動きません。じっとして、灯を灯したままなんです。
そして真っ暗な中で洞窟内に張り巡らされたロープを腕でたぐりよせ、ボートを操作するガイドの技術には
感心しました。
褒めたら、
「腕が痛くなります」
って言ってました。
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最後はホタルハウスで土ボタルの生態などのレクチャーを受けました。
ツノ坊がこの小屋のことをよく覚えていたのには、驚ました!
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