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シンガポール経由でやって来たのは 36年前の新婚旅行以来のニュージーランド。
シンガポール経由なのも36年前と同じです。
オークランドで乗り継いで、クインーズタウンへ。
ここで借りたのがマツダ3でした。
ドライブがとても快適だったし、天気が予想以上に良かったので、一挙に350km走って
ミルフォードサウンドを目指すことにしました。
新婚旅行で知ったんですが、世界一雨が降る郵便局と言われるくらい雨の多い場所で、
その時は雨と霧でほとんど何も見えなかったので、できれば今回リベンジしたいと思っていました。
この日は夕方にかけどんどん天気が良くなり、絶好のミルフォード日和。
一歩郊外に出るとすべて制限速度100kmの道を、最初こそ多少ゆっくり走りましたが、すぐに慣れて
しまい100kmでほとんどクルマのいない道をドライブしました。
あと30分くらいのところで、路肩に10数台のクルマが止まっていました。
不思議に思いつつ、それらの車を横目で見ながら、中央をゆっくり走っていくと、通行止めです。
「もうあの有名な一方通行のトンネルについたのか?」
と思い、Uターンして列の最後尾に付け、しばらく待ちましたが、車列の先頭には、
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一般車とは違う、警察や作業関係車両が並んでいます。
車から降りて、列の前の方に行き、私と同じように車から出ている人に、
「何かあったんですか?」
と尋ねたら、
「道路が閉鎖されている」
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「この辺りの山に数日前にかなり雪が降り、その後温かくなって
雨が降ったので、積もった雪の表面が崩れて、雪崩の危険があると
いうことで、ヘリコプターから爆発物を投下して、人工的に雪崩を
起こし、それを片付けたら、通行できるようになるということ」
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「ほぼ先頭にいるけど、貴方たちはどれくらい待ってるんですか?」
「2時間」
「2時間も!?」
たいていの人は午前10時から2時くらいに観光するので、午後の後半は空くという情報を
得ていたので、最終の16時半発のミルフォードの遊覧船に乗ろうとドライブしてきたんですが、
このカップルも同じ計画でした。
でもこの時点で15時半だったので、もうそろそろ通行止めが解除されないと遊覧船に乗れなく
なってしまう。
さてどうしよう。。。?
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