
出張に出掛ける時は、いつも移動中に読む本を持参するんですが、よりによって
12月のアメリカ出張時、持参する本の買い置きが無くなってしまい、急遽前日、
初めてキンドル版の小説を買いました。
キンドルは持ってないので、最初はiPadで読んでたけど、やっぱりちょっと
重いよね。 途中、iPhoneでしか読めない時があって、試しに読んでみたら、
これが超軽くて、楽ちん。iPhoneで読めば、本当に手軽でした。
さて私にとっての初のキンドル小説がこの『ミッション建国』です。
またまた楡周平さんの作品です。
これまで読んだ何冊かの楡さんの作品同様、いや、もしかしたらそれ以上に
衝撃的な内容でした。
小説の形ですが、これまで見聞きしてきたどんな政策よりも、沈没しかかって
いる日本を救えるんじゃないかと思える政策の提言本です。
少子化、高齢化、地方の過疎化、年金、安全保障、東京オリンピック後、公共投資、
憲法改正、産業構造変革など、日本が直面している数々の問題について、どんな
議員が唱えるよりもはるかに納得できる政策が、それもストーリーとして展開され
ていて、目からうろこでした。
この本が発行されたのが2014年6月で、その時点での日本の処方箋であり、
そこからすでに4年半経過してしまっているので、この構想は出遅れちゃった
感があって、すごく残念です。
楡さんが総理大臣になってこの政策を実現してくれたらと本気で思うのと、
せめてISOWAとして何か少しでもできることはないかと考えます。
若い人たち、ぜひ読んで、日本の行く末を考えるきっかけにして欲しい!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます