おさる じゃなくって…

私の中では、山梨と言えば　　 ほうとう。

でも、甲府に到着した夜は、ご当地Ｂ級グルメらしい『鳥もつ丼』を



私はもつ類は一切食べないけど、甲府で私と光を待ち伏せしていた
名古屋営業のＹくんとＳくん、そして光にはご馳走し、私はほうとうと
思ったけど、ほうとうは明日のランチに取っておいて、お店の自慢の
お蕎麦を食べました。
それ以外にもあれこれ料理を頼みましたが、どれも美味かった。


そして翌日のお昼。
定番の小作以外でほうとうを食べたいと思い、食べログ検索していたら、
ほうとうをざるうどんのようにつけ汁に浸して食べる「おざら」という
ものがあり、その発祥のお店として、

　　　　　　

ちよだ というお店が紹介されていました。もちろんほうとうもあるので、
４人で出掛けることに。
何てことない、前夜泊まったホテルのすぐ裏でした・・・　


メニューを見ると、



ほうとうより先に、『当店名物』として　おざらがトップに出ています。



こんな特別ＰＯＰまであるし、その時お店にいたお客さんも全員　おざらを
食べていました　

ものすごく食欲をそそられるんですが、ほうとうもどうしても食べたい。

ところが、店内の掲示を見ると、



おざらでも１５分、ほうとうに至っては３０分掛かる・・・

みんなはどうするか尋ねたら、３人とも「おざら」と言うので、全員
おざらとして、あとほうとうを１人前頼んで、シェアする方法を提案し
ました。

提案者として、

　「１５分待っておざらを食べているうちに、ほうとうが
　　できあがってくるから」

と提案理由を説明したところ、全会一致で承認されました。

でも注文する時、ついつい気になって、

　「３０分もかかるけど　ほうとう頼んでもいいですか？」

本気で心配して尋ねたんですが、そしたら、奥さん、冗談かと思った
ようで、笑って、

　「もちろん！」

安心しました。


で、待つこと１５分。

　　　　　　

出てきました　おざら。

めんはほうとうと同じですが、それがざるの上に乗っています。
温かいつけ汁の中には、ひき肉、油揚げ、しいたけなどが入っていて、
ここに麺を漬けて食べます。

つけ汁はいいだしが出ていて、かつひき肉の脂もしみ出して、麺に
うまい具合に絡み、とってもいい味してます。

全員が思わず、歓声が出ました。
おざらを頼んで本当によかったです。


その後、しばらくして・・・



予定通り、ほうとうも登場しました。
小作とはまた違って、楽しめました。
でももうみんな、かなりお腹いっぱいで、苦しかったです。

おまけに、最も頼りにしていた光が、

　「かぼちゃのエキスが溶け出しているから・・・」

と食べるのを拒否したので、その分しわ寄せが来て、夜になっても
お腹が減りませんでした。


でもいろんな味を味わった、東京、山梨への出張でした。