磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

やっぱり『クール・ジャパン』

2011年01月28日 21時40分14秒 | オフ・ビジネス

朝、大雪の米沢を発ち、午後名古屋へ戻ってきて、アタックスさんの
大武ゼミに参加しました。

今日はどうしても参加したかったんです。
それは、今日のテーマが

 「クール・ジャパンと日本企業の活路!」

だったからです。

 
以前も少し「クール・ジャパン」の話を聞きましたが、今日はさらに
詳しく大武先生から聞くことができました。

私が「なるほど」と思ったのは、以下の様な点です。


  日本の企業が生き残るためにできることは、絶対的にいい
  もの、いいサービスを提供すること。小回りを利かせた
  小ロット、高品質が実現できれば、たとえ顧客の数、市場の
  規模が小さくとも、生き残れる。これこそ中小企業にしか
  できない途。

  差別化できるかどうかがポイント。差別化できなければ、
  規模の勝負となり、日本はたとえ大企業でも中国や韓国の
  企業に負ける。差別化できなければ、海外進出しては
  いけない。何としても、差別化につながる仕組、手法を
  考え出すことが重要。

  その鍵が『信頼』。
  日本人のやさしさ、相手の立場になって考え、行動できる
  こと。これは日本人以外ではできない。自分のサービス、
  製品は信頼されていることを自覚して、自信を持つこと。

  日本製であることが『信頼』の源。
  一番いいのは、日本で日本人がつくったもの。
  海外の日系の工場で現地人がつくったものではダメ。
  日本が信頼されているというより、日本人が信頼されて
  いる。
  つまり『Made by Japanese』こそ信頼の元。
  これが『クール・ジャパン』


世界一社風のいい会社を目指すISOWAに『クール・ジャパン』は
最高にフィットすると思うんです。


今日は大武ゼミの最終回だったので、ゼミの終了後簡単な懇親会が
ありました。

そこで振舞われたのが日本酒。
この日本酒も『クール・ジャパン』の代表例ですよね。

        

今回登場したお酒は『醸し人九平次 純米吟醸 山田錦 うすにごり』
でした。1月15日の朝のしぼりたてだそうです。

ひと口飲んでみると、とてもすっきりしていて、今まで飲んだこと
無いような味。美味しい。

どういうことかと思ったら、炭酸ガスが抜けきる前に瓶詰めしてる
からだそうです。

私、知らなかったんですが、この九平次というお酒、東京では
大ブレークしていて、最も高価なお酒でもあるそうですが、
名古屋のお酒です。水は長野から取り寄せているとのこと。

おまけにこんかいの『うすにごり』はこの時期だけの幻の新酒なので、
入手が非常に困難だそうです。

これこそ『クール・ジャパン』。


頭で理解した『クール・ジャパン』がお酒と共にしっかり腹に落ち
ました。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
韓国 (Kevin)
2011-01-29 01:24:52
日本が、韓国に負けて貰っては困るんです。
ソニーが、なぜサムソンに負けているのか?
クールジャパンという文脈だけでなく、色々考えさせられる問題です。
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私見です (磯輪)
2011-01-29 21:48:01
 Kevinさん

ガラパゴスと言われる日本のケータイ。
機能が多すぎるから世界標準にならない。

しかしスマートフォンは機能満載なのに、爆発的に
売れ始めました。

ひょっとすると日本のケータイの機能もその内『クール
ジャパン』と言われるようになるのかも。

単機能、低価格という相手の土俵で勝負するから
勝てないのではないでしょうか。

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スピード (Kevin)
2011-01-31 20:29:55
商品企画だけでなく、意思決定を含めた、スピードで韓国勢に負けているような気がします。
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日本流のスピード (磯輪)
2011-01-31 21:59:20
 Kevinさん

トップダウンの韓国式のスピードに、日本は日本ならではの良さを活かした別の形でのスピードが実現でき
れば、これもクール・ジャパンになりますね。

目指したいな~
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