玄関脇も

いつもみんなが来るとバーベキューをする自宅の南、東側の庭の他に、北側の玄関の
前にも小さな庭があります。

ここには、亡くなった母が、この家を建てた時に、お気に入りのモクレン科の常緑樹で
ある泰山木（タイサンボク）を植えました。

南側の庭にあるけやきほどではありませんが、この木もずい分大きくなりました。

その周りと、その奥にも和風の一角があり、どうしても北側ということもあり、
掃除が疎かになっています。

だって南や東側でも疎かなんですから、当然と言えば当然です・・・


朝は曇っていたので、

　「（南、東側の）庭の草取りでもやろう」

とツノ坊と二人で言ってたのですが、直に陽が射してきて、暑くなってきました。

　「これじゃあ、暑くて、日焼けしちゃう」

ということで、

　「その代わりに北側をやろう」

と決定。


ツノ坊は、

　「北側の庭はむかし鳥が死んでたりしたし、昔は春には、わが家（わが社）の守り神
　　でもあるヘビが出たり、奥の方は何か変なものが潜んでいそうで、怖い」

と私に押し付けます。私も決してそういものが得意ではありませんが、ま、ゴキブリ
よりはマシなので、デンジャラス・ゾーンを担当しました。

家を建て替えて、もう１５年くらいになるので、北側の庭には苔むしたところもあり、
いい雰囲気なので、そこはできるだけ踏み入れないように草取り、掃除をしようと
するのですが、

　「そんなもの、またすぐ生えるから」

と、とにかく私にデンジャラス・ゾーンをやらせたくて仕方のないツノ坊。

苔って本当に踏んでも大丈夫なのでしょうか？

湿っぽいところだから、シダ類のような雑草なのか、何なのか分からないようなものも
生えていますが、それを見て、ツノ坊、

　「（acbさんから頂いて昨日食べた）こごみの仲間だ」

と摘んで、食べようとするんです・・・とまではいかないけど、そう言います。

本当に仲間なんでしょうかね？　＞acbさん


でも日頃の私の行いが良いせいで、幸運にも、くもの巣や、セミの抜け殻などはありま
したが、腰を抜かすような恐ろしいものには出くわしませんでした。

北側だから陽は射さないし、かつ午前中だから気温もあまり高くなかったので、とても
作業がしやすかったです。

その甲斐あって、

　　　　　　　　　　　　

こんなにきれいになりました。
とは言っても、やる前を知っている、やった当人しか分かりませんよね。


しかし根気もここまで。これ以上、東や南側も手掛ける気力も、体力もなく、これで
本日は打ち止め。

問題は、これからますます暑くなり、大敵の蚊も大量発生するので、『本日は打ち止め』
が『本日以降すべて打ち止め』になる可能性が限りなく１００％に近い恐れがあること
です。


　「問題があることが問題ではない。
　　問題が顕在化しやすくなっていて、発生した時には解決のサイクルが早く回る
　　のが『いい会社』です」

とはスコラの柴田さんの言葉だけど、わが家の庭の問題は、

　「問題はいつも、すぐ顕在化するんだけど、解決のサイクルはちっとも回らない」

つまり、家庭の風土は、100点満点中の50点ということなんでしょうかね・・・