磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

判明しました!

2014年11月21日 20時29分15秒 | オフ・ビジネス

先日、みなさんへお尋ねした困りごと について、何人かの方からコメントをもらい
ました。

そうこうしてたら、とうとうそのお土産をくれたスペインの本家本元から
答えが届きました。




まずこれは、TURRON(トゥロン)という、特にクリスマス・シーズンに人気の
アーモンドを蜂蜜、砂糖、卵白で固めたお菓子だそうです。

箱から出した時に、ビニールで真空パックされた中に液体が染み出ていて、
ギョッとしたんですが、

  " Don't worry if when you open it you find it very oily,
it is the way it should be."

つまり、

  封を開けた時、油がべっとりしていても、心配ありません。
  そういうものですから。

そうだったんですね。食べるのに相当勇気が要ったから。

  " We use to cut it and eat it directly as a dessert
during Christmas family celebrations, perhaps together
with champaign or some sweet liquor."

小さくカットして、家族でクリスマスのお祝いをする時、
   シャンペンや甘いリキュールと一緒に食べます。

ちょっと固めの食感で、アーモンドにオレンジエッセンスがたっぷりで、
アーモンド好きの私にはピッタリです。

スペインからのお土産の定番のひとつでもあるようです。



さて問題のもうひと品。

実はこの品、もらった時に「ジャム」と言われたのに、開けてびっくり、
どうみても「ジャム」には見えなかったので、余計に謎だったんです。

しかし当人からのコメントでその謎が解けました。

品物は、カタルニア語で "Pernil"(ペルニウ)と言い、生まれてからずっと
どんぐりの実だけを食べて育ったというとても希少な豚から作られたスペイン
名物の生ハムでした。

でもなぜこれが『ジャム』になったのか? それは、

   a very typical Spanish product; "Pernil" ("Jamón" in Spanish)

ハムのことをカタルニア語では"Pernil"と言いますが、スペイン語では

  "Jamón" ハモン 

と言うそうです。

スペイン語では『J』は英語の『H』と同じような音になるからです。

ところがこのバルセロナからのお客様は国際人なので、我々に馴染みやすい
ように英語流で発音してくれます。

例えば、お客様のひとりの名前は『Joan』で、スペインでは『ホアン』
なんですが、わざわざ我々には英語流で『ジョアン』と言うように。


だから "Jamón" ハモン も 『ジャモン』 と言ったんです。
それを私が『ジャム』と聞いてしまったんです!


な~るほど、そういうことだったんですね。


さて 「みなさん、ガッテンしていただけましたでしょうか?」

少なくとも私は、 「ガッテン、ガッテン」




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ところで (セルベッサ)
2014-11-27 00:55:19
大変楽しく読ませて貰いました。

ところで、ハムの表書きや、裏の10分、、、?の
件については解決したのでしょうか?

ハムだということは判明し、美味しそうなのですが、
ハムながら小骨が喉元に引っ掛かっています!
返信する
ところで (セルベッサ)
2014-11-27 00:55:21
大変楽しく読ませて貰いました。

ところで、ハムの表書きや、裏の10分、、、?の
件については解決したのでしょうか?

ハムだということは判明し、美味しそうなのですが、
ハムながら小骨が喉元に引っ掛かっています!
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