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工場を巡回してたら、突如、工場内に紺色のテントが出現しました。
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驚いて、近付いていくと、さらに驚いたことに、その中から人が出てきました。
段ロールのIくん、技術のNくん、加工のMくんです。
「一体どうしたの? これ、何?」
と尋ねたら、北米に輸出する機械に装着する部品の中で、蒸気圧がかかるものに
ついては、蒸気の圧力に部品が耐えられるだけの強度、品質を保っているかを
チェックする検査を受けるためだそうです。
暗室の中にその部品を持ち込んで、部品に蛍光塗料をスプレーし、蛍光ライトを
当てて、部品にヒビ、割れなどが無いことを確認することが義務付けられて
います。
その検査をより正確に行うために、遮光性のテントを購入したということです。
私も中に入らせてもらったんですが、なかなか温かくて居心地が良かったな。
そのテントの中で、三人が、どういう検査をするのかを、熱心に説明してくれ
ました。
その手順に従って、アメリカのASMEという公的資格を持つ検査官が、今日、
明日と来社して、厳しく検査を行うそうです。
でも説明をしてくれた若い3人が、とてもうれしそうに話してくれることが
一番うれしかったことです。
昨日、来社した互応化学のみなさんにも話したことですが、やっぱり楽しく
やることが結局はいい結果につながると思います。
『オレがやる』『協力する』『明るくする』
頼んだよ!
心掛けています。
ですが検査は、真剣そのもの。
緊張感に包まれます。
今回の検査も無事合格しました。
これで、安全な商品をお客様に
ご提供できます。
安全第一です。