リコール・・・？？？

 

先日、こんな手紙が届きました。

わが家が使っている太陽光発電用のパワーコンディショナーが、発火の恐れがあり、使用中止、

撤去したいという通知です。

 

 

 

銘板を確認したところ、うれしくないことに、間違いなく、販売者・京セラ、製造業者・富士電機、

型番もドンピシャです！

 

即、指示通り、電源を切り、使用を中止しました。

太陽が燦燦と輝いて、太陽光パネルはしっかり発電しているというのに・・・

 

 

手紙と前後して、京セラ、富士電機からこの撤去作業を請け負っている工事業者さんから

電話がありました。怪しい話ではないと分かってもらおうと、新聞公告のコピーも持参して

いました。

リコールの件だと思ったら、驚いたことにリコールではありませんでした？？？

じゃあ、何？

 

　「危険なので、撤去させて欲ください。撤去に協力いただければ、

　　協力金として１万円お支払いします」

 

　「で、その後はどうなるんですか？」

 

　「設置後２０数年経過している製品で、保証期間の10年をとうに

　　経過しているので、リコール、つまり無償交換する法的責任は

　　無いというのが、京セラ、富士電機の考えです。

　　

　　まだパネルは使えるし、たくさんのパネルをお使いですから、

　　新しいパワーコンディショナーをおススメします。

　　今なら、パワコンを据付工事費込みで定価で提供します」

 

 

リコールなのに、無償交換しない。それどころか、定価で新型を買ってくださいって、

どういうこと！

確かに、もらった手紙にも、公告にも、どこにも『リコール』の文字はなく、『使用中止』『回収』

との表現です。　ズルい！！

 

 

　「ちなみにその定価っていくらですか？」

 

　「528,000円です」

 

　「５２万円！」　

 

 

確かにパワコンは１０年くらいで故障することが多いとは聞いているので、２０年以上、まったく

問題なく発電してきたのだから、それはそれで素晴らしいのですが、それだけに壊れてもいない

ものを、50万円出して交換するっていうのは、どうにも納得できません、

 

この業者さんも、京セラ、富士電機から依頼されて、その指示通りに仕事しているだけだから、

この人に文句を言ってもしょうがないことですが、それでもやっぱり文句のひとつも言いたく

なります。

 

困ったな～