磯輪日記

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そうそう、そうなんです

2021年12月05日 19時09分40秒 | ISOWAの風土改革

 

ナレッジマネジメント学会東海支部の忘年会。

 

元スズキのKさんに、

 「鈴木修さん後、スズキはどうなりますか?」

と尋ねたら、

 「やっぱり修さんはネジの一本まで自分の物という

  オーナーだったから、受け継ぐ息子さんも大変だよ」

 

ISOWAの百周年記念誌をみなさんにもお渡ししていて、その後、何かの拍子で

ISOWAと私の話になりました。

 

すると名古屋大学のK先生が、

 「磯輪さんが今のような考えになったのは、先代の方々の

  経営スタイルを変えなきゃということがきっかけですか?」

と聞かれました。

 

正直、最初はそれがきっかけだったけど、長らくうまくいかなかった。

そんな時、スコラの柴田さんと出会い、

 

 「社員を変える、会社を変えるんじゃなく、まず自分が変わらなきゃ!」

 

と気づかされました。これがISOWAの風土改革の始まりでした。

 

こんな話をみなさんにしていて、先ほどの鈴木修さんの話を思い出し、

 

 「『私が』じゃなく、『社員みんなが』 

    ネジ一本も自分たちのもの

  と思ってもらえるような会社にしたいんです」

 

と言ったら、ISOWAのことをよく知っているA社のNさんが、

 

 「磯輪さんは昔は『Our Company』のつもりで経営してたけど、

  社員さんは『磯輪家の会社』としか見ていなかった。

  それに磯輪さんが気づいたからこそ、『My Company』が

  『Our Company』に変わったってことですよ」

 

そうそう、これこそ私が言いたかったことです。

後段はよく耳にするフレーズだけど、前段のくだりが最高です。まさにその通りだったと

思います。

 

 「さすがNさん!」

 

って言ったら、

 

 「もう何万社も会社見てますから。すぐに分かっちゃうんですよ」 

 

この日のやり取りを思い出しつつ、このブログを書いていて、思いました。

それは、

 

 『My Company』か『Our Company』か、会社が変わったかどうかを

 決めるのは、経営者じゃないんだよな。 社員がどう思っているかに

 かかっている。 だからこそ社員がどう思っているかを推し量ろうと

 努めることが大切。

 

ということでした。  

 

 


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