ドローイング

ＩＳＯＷＡのオフィスのエントランスを飾る『FRUITS ～アラカルト '０４～ 』という
絵画の作者 で、わが家の二人の子ども幼かった頃、絵を教えてくれた河野先生。

その河野先生のご主人の齋正機さんのドローイング展を見に行ってきました。



ドローイングというのは、鉛筆のスケッチのことを指すようです。


以前、齋さんのアトリエにお邪魔した時にもドローイングを見せて
もらっていたのですが、改めて眺めると、もともと素朴な感じの齋さんの絵の
元になるスケッチということで、その素朴さ、シンプルさが際立っていました。

展示されている絵の中で、名古屋の栄のテレビ塔のレストランから見たセントラル
パークの情景を描いたものがありました。



名古屋の見慣れた街の景色なので、記念にと思い、購入しました。



よく絵を見ると、この絵には齋さんの署名が見当たりません。
そのことをご本人に尋ねてみたら、

　「きっと額装のかげんで、隠れてしまったんでしょう。
　　せっかくですから、見えるところに、この場でサイン
　　します」

と丁寧に署名してくれました。
そのサインの仕方もとても几帳面で、齋さんの誠実な人がらそのものでした。


ちょっとおしゃべりしていたら、

　「時々磯輪さんのブログを拝見していますが、
　　毎日内容がすばらしいですね。
　　上杉鷹山の本のこと書かれていましたが、
　　私は福島の出身なので、鷹山のことは大好きです」

上杉鷹山って、昨日書いたばかりで、私たちが「今日伺います」ということも
一切お話していないのに、こんなにマメに目を通してくれて、恐縮しました。


齋さんの絵は、日本画なのに、水彩画の様に見える、なんともほのぼのとした画風で、
そのパステル調の色使いにも心が和みます。

今回も１点だけ日本画も展示されていて、とてもいい感じだったので、思わず、

　「一度、ウチの会社のエントランスに飾ってある奥さんの絵を
　　見がてら、ウチの会社を描いて下さい」

ってお願いしました。
実現するかどうか分からないけど、そのいつかがあることを楽しみにしています。


まだ展示会期間中なので、今日、買った絵は会場に飾ってあるので、手元に届いたら
また紹介するかもしれません。

でも齋さんがスケッチしたレストランからの実際の眺めは、



こんなだそうです。ただこの写真は夏の写真で、実際にスケッチしたのは１２月
だったから、木々の様子はかなり違うでしょうね。
いつか絵を持って、絵が描かれたのと同じ時期にここへ出掛けてみるという楽しみが
できました。


残念ながら美人の奥さん 河野先生にはお目に掛かれなかったので、どうぞ
よろしくお伝えください。

ぜひＩＳＯＷＡへ遊びに来て下さい。
楽しみに待ってます。