磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

親子の絆

2011年03月22日 20時42分12秒 | オフ・ビジネス

うれしいメールが転送されてきました。

東京で採用したTくん。
高校を卒業して、新入社員として、この1年間、わが社の本社のいろんな
部署で研修を受けてきて、今日、東京へ戻っていきました。

朝礼で、

 「東京に戻ったら、まずはお母さんに、この1年間、自分が
  経験したことなどを報告すること。

  東京営業所でも、みんなに可愛がってもらえるよう、
  頑張れよ」

とTくんを送り出しました。


そのTくんのお母さんからのメールでした。


 「こちらこそ大変お世話になりました。

  相変わらず無口な息子なので『磯輪日記』を頼りに
  しておりました。そんなある日『親離れ・子離れ』の
  お話があり凄く実感がありました。

  遠くから心配しても仕方がないので連絡も必要なとき
  以外は余りせず、『磯輪日記』&『カフェISOWA』で
  近況をみておりました。

  さすが『世界一いい社風』
  甘やかすだけで世間知らずの息子が法事で帰省したさいに
  親戚中から『頑張っているね』と声をかけられていました。

   (中略)

  東京でもまだまだ御指導いただきながらの日々となると
  思いますが、これからもよろしくお願いいたします。」


大事な18歳の息子さんを見知らぬ名古屋の土地に送り出していた
お母さんの、子を思う気持ちがにじみ出ています。

この1年間、『磯輪日記』がお母さんとTくんをつないできたん
ですね。『磯輪日記』を書き続けて、本当によかった。


そんな思いで、Tくんのお母さんのメールのことを考えていると、
今回の大震災のことに触れたメルマガが流れてきました。

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 10歳くらいの女の子がテレビの画面に現れた。
 今回の震災で自宅も両親も失ったという。

 この信じられない不幸に見舞われたばかりの幼い子供の口から、
 驚くような言葉が発せられた。
 「自分の家も両親もすべて失った。
 今までどれだけ幸せだったか、よくわかった。」と・・・

 幼い自分を突如襲った不幸に対して、
 「なぜ自分だけこんな目に合うのか」と自分の運命を呪い、
 抑えきれないほどの怒りを世の中にぶつけても不思議ではない。

 にも拘らず、この子は、
 両親と一緒に暮らせた過去をとんでもなく幸せだったと、
 今となっては取り戻すことのできない過去に心から感謝して
 いるのだ。
 この言葉に、思わず胸が締め付けられ目頭が熱くなった。

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嗚呼、子を思う親、親を思う子哉。

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
通りすがりの者ですが・・・ (放浪者)
2011-03-23 19:19:03
今日の日記は泣けました。
心に沁みるお話をまた聞かせてください。
返信する
 (磯輪)
2011-03-23 22:02:24
 放浪者さん

コメントありがとうございました。
日本人って、本当にすばらしいですね。
Cool Japanです。
まだまだ見捨てたもんじゃないですね。
返信する

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