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1年ぶりの中東出張に出ました。
今回は、関空からエミレーツ航空で一路UAEのドバイへ。
今回ドバイでは、タクシーやアブラ(渡し船)
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と言ったこれまでも乗車経験のある乗り物以外にもいろんな乗り物に乗る
チャンスがありました。
まずはこれ。
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何とも宇宙的でしょう。 レッドとグリーンの2路線が乗り入れている
メトロのユニオン駅です。
メトロと言うからには地下鉄ですが、東京メトロと同じように、多くは
地上を走っています。
切符の自販機はありますが、操作性が悪いので、こちらにはきっぷを買う
お客さんはほとんどいないのに、ひとつしか開いていない切符売り場に
長蛇の列ができているといういかにも中東らしい光景です。
先頭か最後尾、いずれかの車両はゴールド車両で、運賃が倍になります。
日本で言えばグリーン車が、ドバイではゴールド車。
いかにも金ピカ大好きのドバイらしいネーミングですね。
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これ、せっかくならと試しに乗ってみたゴールドの車両内の様子です
コールドのチケットを買えば、必ず座れるということではないんです。
立ってる人もいます。
ただゴールド車両のシートは革張りでした。
その隣の車両は、女性、子供専用の車両。これは全車両共通です。
ダウンタウンから、我々が向かった目的地の駅まででも30分以上掛かるので、
端から端まで乗車したら、1時間くらいの総延長距離にはなります。
実はこのドバイメトロ、驚いたことに(と言うか、恐ろしいことにと言うか)
無人運行なんです! 進んでいますよね。
ダウンタウンからレッドラインで南に下って行くと、ドバイモールという
駅で
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こんな奇妙な形のものが現れました。
高速道路が建設途中で工事がストップしているのか。。。と思っていたら、
これ、人工スキーゲレンデでした。
灼熱の中東の地にスキー場とは!
さて旧名ドバイマリーナ駅(今の名前は思い出せません)で、昨年秋に開通
したばかりのトラムに乗り換えました。
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路面電車ですね。
今どき路面電車をわざわざ開通させるとは、何だか時代に逆行しているような
気もしますが、あまりに車の台数が増え、渋滞が恒常化しているので、その
解消のためなんでしょうか?
でもこれで車は余計渋滞するような気がしなくもないですが。
このトラムは運転手さんがいました。
たまたま我々が乗ったトラムは女性の運転手さんがさんでした。
こういう仕事にまで女性が働くようになったというのは、イスラムの国としては
驚きでした。
そしてパームジュメイラ駅で下車し、今度はモノレールに乗りました。
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このモノレールは、
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ドバイの沖に作ったやしの木の形をした人工の島々、パーム・アイランドの
中央の茎に相当する部分を根っこからその先端にあるアトランティス・ホテル
までを結ぶ、やはり無人運転列車です。
このモノレールが超人気のアトラクションのようになっています。
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だって車中からこんなにすてきなホテルの姿を見ることができるからです。
こういう写真が撮りたい人は、20分から30分に一本しかない列車を
一本見送ってでも先頭車両の一番前に席を取るか、いっそ私の楊に、最後尾
車両の左窓際に立っていると取れますよ。
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ディズニーランドのシンデレラ城みたいですが、あれよりはるかに大きくて、
かつ本当のホテルですからね。
そして最後はドバイからサウジのジェッダに向かって乗った総二階建ての
エアバスA380です。
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飛行機への乗り込み口が3箇所あって、一番左がたぶんファーストクラス用、
中央がエコノミー用、そして一番右が2階にあるビジネスクラス用です。
日本の格安航空会社スカイマークが発注をキャンセルして破綻に追い込まれた
ことで、また有名になりましたよね。
エミレーツ航空はこの大型機を毎日1日2便、よりによってドバイ-ジェッダ
間で就航させているんですが、いつも満席らしいです。
イスラム教徒のメッカ巡礼ツーリズムの威力は絶大ですね。
ジェッダからドバイの帰路もこの便を利用しました。
どうもありがとうございました
無人鉄道のドバイメトロは日本企業が
中心になって建設されたそうですが、
ドバイの好きな「世界一」長い無人鉄道らしく
ギネスに認定されているそうです
他にも世界で1番高い高層ビルのブルジュ・ハリファなど、ドバイはやはり「世界一」がお好きですね
2020年はドバイで「万博(EXPO)」が行われます。
ドバイの事ですから力をかなり入れて
派手な万博になると期待しているので
今から楽しみです
同行ありがとう。
ドバイの成長はまだまだ続きそうだね。
そのようですね。
でもドバイの後訪問した、サウジのジェッダでは、
巡礼客用にジェッダとメッカ、メジーナを結ぶ高速
鉄道が建設中ですが、こちらは何と中国製だそうです。
地元の人も、
「なぜよりによって中国製なんだろう?」
と不審がっていました。