バースデー・プレゼントになった

「日帰りでもいいから、来て欲しい」

「でもせっかく行くなら。。。」

わが社の韓国の代理店の社長のOさんの要請で、一泊二日でやって来たソウル。


お昼前に到着して、初日はお昼にフグをご馳走に鳴りました。



韓国でもフグって食べるんですね。こちらでも高級料理だそうです。


仕事が遅くなり、ホテルに着いたのがもう９時近く。
ロッテのレストラン街に行きましたが、全店、すでに閉店モードに突入していて、
どこへも入れず、結局ホテルのラウンジで、これぞ韓国料理とも言うべきオム
ライス（笑）をみんなで食べることに。

一夜明けた今朝は、特別のはからいで部屋に用意されたフルーツと小さなマフィン
で済ませて、またお客様を訪問です。

「朝ご飯はどうしました？」

と聞かれたので、

「Oさんの奥様の関係で準備してもらったフルーツを食べました」

「それならお昼ご飯は早めにしよう！」

と気を遣ってもらい、面白い韓国レストランに連れて行ってもらいました。



いずれの料理も、タコと牛肉がメインで、ひとつはそのスープ。



さっぱりとして、旨味があります。何杯でも飲めそうなほど美味しい！

もう一品は辛めの味噌で、野菜と一緒に煮炒めた料理。



三人なのに、テーブルの上に登場した料理の量にど肝を抜かれました。
それに見るからに激辛そう。

Oさんも「辛さは大丈夫かな～？」と心配してくれたけど、ひと口食べてみたら
見た目ほど辛くはありません。
それどころか、この料理もこれまた旨い！！

スープと交互に結構食べましたが、結局三分の一は残ってしまいました。
でもこれ、私一人の責任じゃありませんから。
私以外のOさん、同行してくれたMくん、三人で頑張った結果ですからね。


でもこのランチが効いたんでしょうか、午後の商談は急進展。

すべてのスケジュールをこなして、空港へ向かう車中で、Oが

「実は、今日は私の誕生日なの」

「え～、そうだったんだ。
　　　　　それならちょうどいいOさんの誕生日プレゼントに
　　　　　なりましたね」

と言うと、Oさんニコニコでした。

「で、Oさん、今年で何歳？」

と聞くと、

「本当は７３歳だけど、一応７２歳」

「何、それ？」

聞けば、Oさんが生まれた頃は、生まれて間もなく亡くなってしまう赤ちゃん
が多かったので、ある程度成長したことを確認できるまでは出生届を出さ
なかったそうです。

そう聞けば、今生まれてくる子ども、今産む親、いずれも幸せですね。
それなのに生まれてきた大切な命を粗末にする親が多いこと、本当に
悲しいです。


話を元に戻し、

Oさん、お世話になりました。
そして７２歳か、７３歳か、よく分からないけど、
　　　　とにかくお誕生日おめでとうございました！
　　　　どうみても７０歳過ぎには見えない若々しさ。
これからも一緒にがんばりましょう！
ありがとうございました！