本当に日経ビジネス？

今月初め、

　「スコラ・コンサルトの柴田さまからご紹介頂きまして」

と日経ビジネスの山根さんという記者からメールを受け取りました。


> 弊誌では３月上旬に「お手本にしたい企業」をテーマにした特集記事を企画
> しております。私どもの媒体は、ともすれば大企業の動向ばかりに目を奪われ
> がちですが、規模を問わず、素晴らしい経営理念やマネジメント手法を実行
> している会社に光を当てるべきであるという反省から、こうした企画を準備して
> おります。
>
> 柴田さまにご相談しましたところ、御社の経営への取り組みは、大企業にとっても
> お手本にすべき要素がたくさん詰まっている、とお聞かせ頂きました。
>
> つきましては、磯輪社長に取材をお願いしたいと考えております。
> 経営への考え方、厳しい時代を生き抜いていくための戦略を中心に、御社の
> 現在の状況、そして未来への方向性についてお聞かせいただけないでしょうか。


他ならぬ柴田さんの推薦なので喜んで引き受け、今日取材を受けました。

今日、取材に来てくれたのは、山根さんという若くて美しい記者さんです。
初めて日経ビジネスの白壁さんから取材を受けてから３年が経ちました。
その後、先日、突然その白壁さんが日経ビジネスオンラインでグーグルと並んで
紹介してくれました。

今回の取材が、何かそのこととと関係あるのかと聞いてみたところ、

　「白壁もＩＳＯＷＡさんのことをとっても気に入っていて、
　　いろんな場面で紹介したかったようです。
　　でも今回の取材は、それとはまったく別です」

聞けば、ＩＳＯＷＡでの取材のポイントを確認するために、スコラの柴田さん、
高橋さんにも事前インタビューし、さらに今日ＩＳＯＷＡに来社する前に
１年前にわが社に見学に来たトヨタファイナンスさんへも訪問し、

　「なぜＩＳＯＷＡを見学したのか？
　　その時感じたことは？
　　取材すべきポイントは何だと思うか？」

などのヒアリングをしてきたと聞いて、

　「これはタダ者じゃないな」

と思いつつ、まずは工場のツアーをスタートしました。

今回は、加工のＭくん、購買のＭさん、技術のＮくんという新入生トリオが
担当しました。

どんな取材になるのか、興味津々でしたが、この山根さん。すごかった！
何がすごいって、ものすごく熱心なんです。
一人ひとりに、根掘り葉掘り質問してくれるんです。
決して通り一遍な質問でなく、深く、深く、ＩＳＯＷＡの風土を知りたいと
いう意思が感じられるような質問なんです。

これに対した三人の新入社員も立派だった。堂々たる受け答えでした。
大変よく出来ました

ツアー後、山根さん、

　「新入社員さんの話が聞けることって、普通ありませんので、
　　新鮮で、自分がそういう感性を失っているんじゃないかと
　　思うほどでした。
　　新入社員であそこまで話せるなんて、すごく感心しました」


その後、昼食を挟んでのインタビューへ突入。

まあ、山根さんの熱心なこと。
食い入るように質問してきます。

その間、一緒に来社したカメラマンの越野さんが、これでもか、これでもかと
いうほど、何枚も、何枚も、写真を撮っています。


一部同席したわが社のＮくんと、

　「あんなに熱心に質問してくれると、うれしいよね」


一方、山根さんも、

　「私もこれまで数多くの企業を取材していますが、はっきり
　　言って、衝撃的です。こんな感覚は今まで経験したことが
　　ありません。
　　会社に到着した直後から、違いが分かるほどです。

　　できれば記事を書く前に、もう一度取材したいです。
　　記事にまとめる時に、またお電話などで教えて下さい」


　「最後に、オフィス内で社員さんと一緒の写真を撮らせて
　　下さい」

できるだけ大勢でノリのいい写真を撮りたいというので、

　「お～い、日経ビジネスに載りたい人集まれ～」

と近くにいた老若男女を集めたら、カメラマンの越野さんが、

　「いろいろ面白いポーズして下さい」

　「おい、おい、これって、本当に日経ビジネス？」

一同爆笑　


時間がなくなり、大慌てでタクシーに乗り込む時、山根さんが

　「これからもブログも読みますから。
　　毎日更新されているんですよね」

と言った瞬間、

　「シマッタ　写真あんなに撮られたのに、
　　ブログ用の写真撮るの忘れた」

ということで、帰った後、ウエルカムボードを撮影。
こりゃ～、是が非でももう一度取材に来てもらい、写真に写ってもらわないと
いけないからね、山根さん。


３月の中旬の号に掲載予定だそうです。
社員一同、楽しみにしてます。

熱烈取材、本当にありがとう。