磯輪日記

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世界一社風のいい会社を目指しています。

どっちも怖い

2022年03月17日 21時09分54秒 | ISOWAの風土改革

 

昨日、今日と東京方面へ出張し、昨日の昼は久しぶりに渋谷でビジネスランチしました。

私が三軒茶屋に住んでた40年前から渋谷駅は複雑怪奇な駅でしたが、リノベーション

進行中の今も相変わらずそれは変わっていません。いつかはスッキリする日が来るので

しょうか?

 
 
高層階のレストランからは、代々木公園の向こうに新宿のビル群が見えます。
 
代々木公園の大きさと、東京の開発の無秩序さがよくわかります。
 
 
 
国立競技場も見えました。
 
 
 


驚いたことに屋上にスケボーパークがありました! これもオリンピック効果でしょうか?
屋上っていっても、こんな形のビルはありえないから、ひょっとしたら山手線をトンネルで
囲って作ったのかと思ったら、宮下公園という公園の屋上だそうです。
 
でも公園に屋上を作るって、「当たり前」では考えられない。
屋上がある公園ってどんな公園なんでしょう? 今度、行ってみたいな。
 
 
 
午後は、スコラさんで柴田さんを囲んでの対話会でした。
 
昨日のテーマは柴田さんの新しい本で取り上げた:
 
 「変化の激しい時代に新たな価値を生むための能力とは?」
 
無意識のうちに、何らかのルールとか約束ごと、前例などが枠になり、その枠内の
選択肢の中から「どうやるか?」のみを考えることは、本当に考えていることには
ならない。それは思考停止と同じ。 
 
 オッと!
 
その話を聞いて、今、ISOWAで展開している戦略議論を思い浮かべました。
 
他業界の基準で言えば明らかにおかしいことが、自分の業界の常識に囚われてしまい、
その枠の中でしか考えられていないってことは本当にたくさんあるということは頭では
分かっています。
 
しかしそれに気づかず、枠の中だけで意味のない思考を繰り返す。おまけに悪いことに
自分では考えているつもりになっている。そういう場面を何度も経験してきた。
 
そんなことを会で話したら、トヨタ系のディーラーのI社長が、
 
 「車のディーラーって、トヨタがビスタという第5チャネルを
  始める前までは、ショールームは土日休みだったんですよ。
  ショールームで商談するというスタイルではなかったから。
 
  (後でビスタの歴史を調べたら、1982年スタートでしたから、
   40年前ってことですね)
 
  それまで土日休みだったのを出勤にするということで、大反対が
  ありました。
 
  しかしこれを一番見事に成功させたのが、ダイエーが出資して
  スタートしたトヨタビスタ兵庫(って言ってたとおもいます)
  でした。
 
  だってスーパーは年中無休でしょ。
  それにお店にお客様をお迎えすることが当たり前。さらに値引き
  額も店内にポスター掲示して、統一値引き。個々の交渉は認めない。
  これもスーパーの売り方でした」
 
それ以外にもビックリエピソードがたくさんありました。
こうしてみると、自分が思っている「当たり前」はちっとも「当たり前」じゃないんじゃ
ないか? 
 
何が「当たり前」なのか?
「当たり前」の定義って実に不思議だな〜???
そもそもの前提を疑ってかかることの重要さを改めて突き付けられました。
 
 
柴田さん曰く、
 
 「自らがどのような自己実現を目指しているのかがまず問われます」
 
目指したい姿から逆算したところにあるものが、ニューノーマルならぬ、実現すべき
ニュー「当たり前」ってことかな。
 
 
対話会後もあれこれ考えていたら、自分の立ち位置が揺らいで来た・・・て思ってたら、
 
 
 
本当に揺れていました。 地震でした。。。  
 
 
ってことで、地震も、当たり前も、どっちも怖かった。。。
 
 
 

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