磯輪日記

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サッカー談義だけど戦略考

2024年10月12日 19時52分23秒 | サッカー談義

 

今日のブログはサッカーについてですが、テーマは戦略です。

 

サッカーW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦。地上波放送が無かったので、

DAZNを契約しました。

しかし、さすがに夜中の3時からのライブ放映は見る自信がないので、朝6時前に起きて、

ニュースは一切見ずに、仕事前に、見逃し配信で楽しみました。

 

DAZNではゲーム前後に、

 
こういうメンバーで予想、解説がありました。
中央は小野伸二、右は佐藤寿人。 
でも、左は? 知らないな~ 林陵平という元Jリーガーでした。
 
しかしこの人の戦術解説がとても興味深かった。
 
 
今回の両チームの布陣です。
 
前半途中までは、日本の後ろの5人が相手と完全に一対一でマッチアップしていたために、
後ろからのビルドアップがうまく機能しませんでした。 そこで、

二人のボランチの内のひとり、遠藤がバックスラインまで下がり、4バックとなり、
もうひとりのボランチの守田が中央へ。


つまり二人が横の関係から縦の関係へ。こうすることによって、それまでは遠藤と守田が
一対一でマッチしていた相手は、急に遠藤が下がったことによって、


どちらが守田をマークするのか、戸惑う状況を作る。そして、


相手の両サイドに大きなスペースを作り出し、日本の1トップ下の二人のシャドーが
ここでボールを受ける。
 
後半には、




再び、完全にマッチアップする場面が増えました。そこで、今度は、
 
 

シャドーの二人が下がって来て、この空いたスペースでボールを受け、前へ繋ぐ。
 
こんなことがピッチ内で繰り広げられていたんですね。
実に興味深い解説でした。
 
同席していた 小野も、佐藤も、林陵平の解説に、
 
 「分かりやすい!」
 
と感心していました。 プレーヤーとしては一流ではなかったのかもしれないけど、
解説者としては一流ですね。
 
 
そして、相手とまともに対峙せず、意図して、相手からズレて、相手と異なる手を打つ。
違いを作る。 これは競争戦略そのものです。
 
 
優れた戦略を学び、それを自社の文脈と照らし合わせて、それにフィットする形、自社の
強みが活きる形で取り込む。
 
 
競争関係をズラすということは、真似ばかりしていてはできません。
ズラすには勇気も要るし、知恵が要ります。
ズラすことを、今一度、深堀してみよう!
 
 
 

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