磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

予想外の反響

2006年06月03日 22時05分30秒 | ISOWAの風土改革

たまたまあるメルマガで読んだ記事で、

 「こんな時、あなたならどうお客様に対応
  しますか?」

という面白いケースが紹介されていたので、
社員に、

 「みなさんが社長だったら、どう答える
  ように社員に指示しますか?」

とメール  で問いかけました。

 「一体何人くらいが答えてくれるか
  な~? 10人くらいかな~?」 

と思っていたら、質問後24時間で、合計
54人の社員からメールが届いたんです。 



私が発信したメールは社内メルアドを持って
いる270人に流しました。もちろん出張中の
社員、休暇を取っている人などがいる中で、
たった1日20%の人から返事が来たのです。

予想外の大きな反響に、とてもうれしかった
です。 


私はどんな些細なことでも、ある問いかけに
どれだけの人が反応してくれるかということは、
会社の風土と深い関連があると思っています。

 「今までやってきたことは間違っていな
  かったんだ」

と勝手に納得しました。 
まあ、経営っていうものは、ある意味思い込み
みたいなものも必要ですから、そう思わせて
下さい。

我が社には本当にすばらしい人財がたくさん
いますね。今回のみんなの回答を見てつくづく
感じました。こういうのが本当の衆知を集める
ってことですね。

これはダンレボの時も感じましたが、

 「これまで会社はこんなに優秀な人財の
  能力をフルに活用してたんだろうか?」

と逆に自責の念にかられもします。

これからはもっといろんなことについて、こう
いう方法でアイデアを集められれば、ワクワク
ドキドキの戦略が描けるんじゃないかとすごく
感じます。 

「参加」してくれた多くの社員のみなさん、本当
にありがとう。 



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4 コメント

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コミュニケーション (りつ)
2006-06-04 16:38:43
24時間で20%の反響はうれしいですね!



前にも磯輪社長は、人が何か発信したときにたとえ反対意見でも反応を返すのがコミュニケーションの基本と、書かれていましたが、本当にそのとおりだと思います。



でも、基本ほど案外できていないことが多くて



だから、この反響は素晴らしいことです



私のサラリーマン経験では、100人以上の従業員規模になってくると社長はだんだん遠い存在になりがちだと思うのです。が、磯輪社長は300人、これから400、500という規模になっていっても“手のとどくところにいる社長”な気がします。



だからこその反響なのではないでしょうか。
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ウイルスメールかと (磯輪)
2006-06-04 19:02:16
 りつさん



応援コメントありがとうございます。



実は「みんなで一緒に考えよう!」と「答えは私が出したメールへの全員返信で」とお願いしたんです。



だから社内メルアドを持っている社員全員に

「Re: みなさんならどうする?」というタイトルの

メールが連続して50通以上届いたんです。



何人かの人には、



 「ウイルスメールが大量に発生したかと思い

  ました(笑)」



と声掛けられました。



中にはある女性は、



 「全員返信する勇気はありませんでした。」



と最初私だけにメールをくれたのですが、その後

あまりに大勢の人が回答するのを見て、



 「社員の皆様が全員返信されているので、

  “私も”と思い送信します。

  こういう場面でも“オレがやる”の精神

  ですね。」



って二度も送ってたんですよ。



何か本当にうれしいですよね~



こんなにいい社員がたくさんいるんだから、我が社はこれからもっと、もっと良くなります。

楽しみに、これからも応援して下さいね。

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Unknown (すーさん)
2006-06-05 09:22:37
驚きと同時にとても感動しました。

当社はまだまだ一方通行です。



>こんなにいい社員がたくさんいるんだから、

>我が社はこれからもっと、もっと良くなります。



この磯輪さんの姿勢が皆さんをひきつけて

いるのだなあ、と改めて感じています。



なんか、言葉につまります。
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これをどうとらえるか? (磯輪)
2006-06-05 23:58:33
 すーさん



今日このことに関して二つの出来事がありました。



ひとつは、二度メールをくれた我が社の服部さんが、



 「メールで紹介してくれて、ありがとうござい

  ました」



って声掛けてくれたことです。そんな風に言ってもらえると、こちらこそ「ありがとう」って言わなきゃなんないですよね。



二つ目は、Sさんが、



 「少し前の当社なら、あんなことをメールで

  書いていたら、『お前何やってんだ! そんな

  ことする暇あったら、仕事やれ!』って言わ

  れてたと思います。

  今でもそう言われると思っていたら、みんな

  あんなに大勢書き込みませんよ。

  コメントしていても、怒られないと思って

  いるから、みんな書くんですよね。

  そういう意味でも、ISOWAは変わりま

  したね。」



まったく同感です。こういうのを当社の仕事のスタイルにしたいんです。



「くだらない」って言う人もいるかもしれないけど、これからもこういう些細なことにこだわっていきます。
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