ＩＳＯＷＡ流あべこべ

全社員にiPadを配布してから早いもので２年経ちました。

その時の懐かしい写真です。
この写真を撮ったのが午前中で、午後は導入のお世話になったサンロフトさんに
iPadの勉強会を開いてもらいました。
その最中に、３．１１大震災が発生したんです。
そういう意味で忘れられない日でした。

２年前は、そもそもiPadで何ができて、誰がどれくらい使いこなせるものなのか
想定できなかったので、とにかく全員に配布する。
仕事で使わなくてもいい。プライベートでも使ってくれたらいい。
そんな中でみんなで使い方を見つけよう。
こんな趣旨で全員に配布しました。



　（この写真はサンロフトの松田社長のブログから拝借しました）

あれから２年。iPadの契約更新時期となりました。

２年前は「とにかく全員に」という方針でしたが、今回は「この２年間で
業務に使っている」社員のみ、新機種に更新することにしました。
２年間の助走期間があった訳ですから、今回は厳密に審査しました。
でもそうでない人でも、WiFiモデルとしてそのまま使えますからね。

その結果は、前回２６７台配布して、今回更新するのが８０台。
つまりこの２年間で業務に活用した社員は３５％ということです。
この数字をどう見るか？　

ただ今後も仕事に使ってもらう人を増やすことが重要です。
それは、人数を増やすことが重要ということでなく、仕事に使う社員が
増えることが業務のスピードアップにつながるからです。


それに合わせて、今回の更新でもお世話になるサンロフトの松田社長から、

　「iPadの活用によって、仕事のスピード感が変わるから
　　『やっぱり重要』ですし、そのままでは活用する人と
　　使わない人と情報量にますます差が生じます。
　　その『ギャップを埋めたい』ですね」

として、Google Appsの全社導入の提案がありました。

そもそも普通の会社では、

　「Google Appsを導入したいけど、全社員にタブレット
　　端末を準備することが予算的に難しい」

と悩んでいるのが一般的だそうです。

でもＩＳＯＷＡでは、すでに全員がiPadを持っています。

　「それなら利用しない手は無い！」

　「まずは全社一斉にＧメールとカレンダーの共有
　　から始めましょう！」


こうなるとＩＳＯＷＡのまじめな担当者は一人当たり年間6,000円の費用の
ことを心配してくれます。

でも全員がＧメールに切り替えれば、現在のメールシステムに掛けて
いるコストはゼロになります。これだけでGoogle Appsのコストの半分は
吸収できるんですね。

また

　「導入しても、みんながどれだけ活用してくれるで
　　しょうか・・・？」

という心配ももっともですが、この追加投資を心配するより、これによって
さらにiPadの活用度がアップすることによる業務のスピードアップをどう
実現するかを考えた方が徳じゃない？

それ以外にも、社内でいろいろあるメールソフトを統一することによって、
システム運用のトラブル対応が軽減できたり、セキュリティー面が向上する
などのメリットもあると思う。

ま、前向きにチャレンジしていきましょうよ。

ＩＳＯＷＡのiPad時代も、第２期に突入します！