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猛暑が続くこの頃ですが、同時に、まだ遠くにあるとはいえ、台風の影響でしょうか、
夜になると風が出る日が続いています。
かと言って、心地よい風が吹くわけではありません。生暖かい風です。
風があると見れば、ポータブルファンと保冷剤、凍らせた飲み物を首と手に、夜、散歩に出る
私たち夫婦。 でも、さらに涼を求めるに、何かいい手はないかと考えて、去年の夏にも行った
ある場所に向かってみました。
それは 三階橋。 わが家から最も近い、一級河川に架かる橋です。
橋のちょうど中間にあたる、この写真の赤丸の広い歩道の地点です。
右奥には名古屋駅付近の高層ビルが眺められます。
そして冒頭の写真はここから左方向(東)の景色を撮ったものです。
この日は満月か、それに近い月が輝き、水面に映り、かつ雲を照らしていました。
私たちの正面上流から、ちょっと涼しい、そして結構強い風が吹いてきます。
普段なら逆風はお断りですが、この時期は大歓迎です。
ただ大きな問題がふたつ・・・
ひとつは、去り難いこと。 あまりに心地よくって、いつまでもここに留まりたい。
できれば川の上に上げ床の家を建てたい。
でも、いつまでも二人、欄干に身を預けていると、誰かに、
「早まらないで!」
と注意され・・・ そうです (笑)
また橋を渡ってしまうと、再び、名古屋の暑さがじわーっと襲って来ます。
これがふたつめの大きな問題です。
あまりの心地良さに、翌日も再訪しました。
今度は、橋の反対側(下流側)の青い四角の場所に行ってみました。
こちらの方が夜景がきれいかなと思い。
ただその日の風の強さもあったのでしょうか、快適さがかなり劣りました。
川下を向いているので、風が背中から吹いてくる。 でも後ろに複雑な橋、道路が重なるように
走っているので、川上から来る風を塞いでしまっているのでしょうか?
悔しいので、橋を手前側に渡り切って、アンダーパスをくぐって、もう一度赤丸地点を訪ね
直したら、やっぱりこちら側の方が涼しかった。
埠頭を渡る風を見た
のはユーミンだけど、ぼくらは 川面を渡る風を見ました
景色も、涼しさも、駒ヶ根には敵わない・・・
駒ヶ根、また行きたいです。