わが母校（中・高編）

毎年８月に開かれるの全国国立大学附属学校連盟・
同ＰＴＡ連合会の東海地区研究協議会。今年はわが母校、
名古屋大学教育学部附属中・高等学校で行われます。

その準備会で久々に母校を訪問しました。
やっぱり懐かしいですね～

鏡ヶ池の畔から学校に向かって下る坂道。この入口に立つ
だけで、ジーンときちゃうんですね。

どうしてなんだろう。
不思議だけど、どうしょうもない、この気持ち。

準備会の冒頭、主催校の先生方がご挨拶。　
その中に、矢木副校長先生というなかなかオシャレな
ショーン・コネリー風のヒゲをはやした先生がいた。

　「矢木先生？」

その後参加２１学校園の学校とＰＴＡのメンバーの自己紹介。

　「大勢なので、簡単に学校とお名前だけでお願いします」

って言われたけど、黙っちゃいられないのがこの私。
順番が来たので、

　「愛知教育大学附属名古屋中学の育友会会長の磯輪です。
　　昭和４９年の名大附属卒業生です。当時矢木先生という
　　方がいらっしゃいましたが、その矢木先生が先ほど
　　ご挨拶された矢木先生と同じ方なのかどうか判別が
　　つきません。」

すると、その矢木先生、しきりに自分自身を指差しているん
です。もしかすると・・・

会議中もふと、

　「ところで今会議しているこの部屋、昔はなかったよな～
　　昔は何だったんだろう？
　　そうだ、技術科の工作室だった。技術苦手だったな～
　　本立て作ったりしたけど、まともにできたためしが
　　なかったもんな～」

などと昔を思い出していました。

その後１時間半ほどで準備会は終了。昼食の時間になると、
その矢木先生が近寄ってきて、話しかけてくれました。

そしたらやっぱりあの矢木先生でした。

　「でも先生、あの頃ヒゲなんかはやしていなかったですよね？」

　「そう。はやしだしたのは、まだ数年前から」

てな会話から始まって、当時の先生や生徒の話で盛り上がり
ました。　でも残念ながら、私たちの時代からの先生は
矢木先生ただ一人でした。
そりゃそうですよね。矢木先生が副校長なんですから（失礼！）。


　「ぼくらの時代は何か良かったですよね～。
　　先生たちだって学校でマージャンやってましたよね。」

　「そうそう。私もやってたクチ。
　　お酒飲んだりもしていたしね。」

「古き、良き時代」って言わなきゃなんないんですかね？

昼食が終ってからも、最近の名大附の様子や、ひとみの中学の
同級生で、名大附高へ入った松井君親子の話でまたまた盛り
上がりました。

その後先生の許可をもらって、学校の中を少しブラブラさせて
もらいました。



図書館の前の中学棟と高校棟の渡り廊下。
ンー、何か切なくなるな～　
中学時代の彼女のこと思い出しちゃう。

そして一番懐かしかったのがコレ！



時間割変更の黒板！　コレって３５年前と同じじゃない？！
メチャクチャ懐かしい！　

新しい建物ができたりして、かなり様子は変わっているけど、
その中でも昔と変わらないものをついつい探して、その当時を
思い出す。

　「そうだ、時間割変更の黒板の横の放送室も、ドアーは違う
　　けど、場所は同じ。スタジオにみんなで楽器持ち込んで、
　　CHICAGOのQuestions 67 & 68を演奏して、テープに録音
　　したよな」

くー、懐かし～い！　本当に青春だったな。　
ここに来ると、時間が４０年近く戻っちゃう。



でもどうしても気に入らないのが、校庭のテニスコートの
周りのフェンスだ。昔はアッパッパーの開放感満点の校庭
だったのに、これじゃあまるで動物園の檻だよね。
これだけはどうしてもいただけない。　

サッカーの練習したグランドも何だか妙に小さく見えた。

それでもわが母校。名大附属のおかげで今のボクがある。

また８月に行くのを楽しみにしているよ。
愛してるよ、名大附　


ps 大失敗をした。矢木先生の写真を撮り忘れた。
　 　私としたことが・・・
　 　８月には必ず撮るからね。名大附のみんな、楽しみにね。