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3月に受賞した 日本でいちばん大切にしたい会社大賞 。
今年の我々も含めて、過去8年間の受賞企業が一堂に集まって、人を大切にする経営を
実践している仲間同士の親睦を深めようという会が開かれました。
8年間で受賞した企業は合計96社。その内41社が集まりました。
場所は東京の赤坂。
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懇親会会場からは、私とツノ坊がかつて働いていたビルが目の前に見えました。
懐かしい! 思い出がいっぱいありますから。
でも、その懇親会の前に、真面目なお勉強。
最初に、坂本先生から簡単な近況報告がありました。
「人を大切にする経営が、日本だけでなく、東南アジア、さらには
中国でも注目されるようになってきました。
我々の時代です」
次いで、
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第2回の受賞企業である ツムラの 加藤社長の講演です。
ツムラさんと言えば、我々の世代にとっては 何と言っても 津村順天堂 バスクリン。
入浴剤の元祖ですよね。今は ツムラ という社名に変わっています。
でも創業125年という歴史ある会社ですから、バスクリンの前から存在しています。
中将湯という夫人薬でスタートしたんですが、製作途中に出る生薬の切れ端を利用して
入浴剤へとビジネスを展開していきました。
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シンボルマークの中将姫も時代と共に現代的に変身してきています。
そんなツムラさん、バスクリンの限界を感じ、漢方医薬へと大きく舵を切って、漢方が
保険適用になった時には、病院への販売ルートを独占。漢方が見直され、市場が拡大
すると共に成長し、今では医療用漢方処方製剤のシェアが83%というほぼ独占状態を
作りあげました。
社長の加藤さんは、名古屋出身で、我が家からも近くで、私の末の弟の高校1学年後輩
でした。
さすが受賞企業だけあって、「理念経営を推進しています」と明言されます。
話を聞いていて、一つひとつの言葉やフレーズをとても大切にしていることが伝わって
きたので、Q&Aの時に、真っ先に手を上げて、質問したところ、
「伝統のある企業ですから、初代創業者が遺した言葉を、2代目が
文字にまとめています。そこに綴られた言葉を活用させてもらって
います。
また漢方の大家の書からも拝借しています。
しつこいくらい、自分が見ていないとできないんです」
「オフサイトミーティングを全社で展開しています」という話に、思わず激しく反応し、
「ツムラさんもスコラさんとお付き合いされてるんですか?」
と再度質問しましたが、社長の答えは No でした。。。 汗
その後、場所を移動して、懇親会となりました。
いろんな会社さんが順番に前に出て自己紹介をし、それも参考に興味あるいつくかの
会社の経営者のみなさんとお話しできました。
そこで改めて感じたんですが、ここに集まっているのは、人を大切にする経営をしている
経営者ばかりなので、肝胆相照らすような仲になれそうな人たちばかりです。
つい、
「あ〜、こういう人たちと一緒に仕事ができたらきっと楽しいだろうな〜」
と思ってしまいます。
そういう関係ができたら、きっと社員にとっても、お客様にとっても、新しい価値が
提供できそうな気がします。
楽しみです。
やっぱりそうだよね。
本当に実現できたらいいね。
トライしてみましょう!
>こういう人たちと仕事したいな〜
本当にそう思う一日でした。