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ダーウィンの種の機嫌で有名なガラパゴス諸島。
東太平洋上の赤道下にあるエクアドル領の島々です。
ガラパゴスの由来は、スペイン語で『ゾウガメ』を意味する galápago だそうです。
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南アメリカ大陸から近そうに見えますが、1,000km離れていて、大陸と陸続きになた
ことがないため、歴史を持たない。そのような島では多くのその島独特の生物が生息
します。
そこから転じて、世界から隔絶された日本の環境下で育った結果、世界標準の流れ
からかけ離れていく状態を揶揄する言葉として日本で広く使われています。
だから海外ではあまり馴染みが無いようです。
先週の日経に、こんな記事がありました。
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世界経済の分断が進み、世界市場が無くなってきたというんです・
『世界的大ヒット』はもう生まれないとも。
「グローバル化が逆回転すると、個別市場に適応する『ガラパゴス力』は
強みにもなりうる。」
ガラパゴス化については、もう12年も前にこんなことを書きました。
だから今さら「『ガラパゴス』今や武器」って言われても、遅いよね。
『ガラパゴス化』とは 他社との違いをつくるひとつのやり方だと思っています。
ISOWAとしては、風土改革に取り組み始めた頃から、ウチはウチと割り切って、ガラパゴス的な考え方でやってきました。
それもポーター賞につながったと思っています。
すべて、個別文脈でフィットするかどうかであって、戦略に『絶対』は無い。
『絶対』があれば、誰もがやる。だからそこには『違い』は生まれない。
『違い』が無ければ、それは『戦略』ではない。
そんなストーリーを創っていきたいですね!
>“ISOWAらしい”戦略が、より“ISOWAらしさ”を際立たせていく!
戦略とらしさ、どちらが先?