
世の中には自分にそっくりの人が三人いると言われますが、
私のそっくりさんはこのすーさん。
でも、今日の話はすーさんではありません。
スポーツクラブでの出来事です。
私がストレッチをしていた時のことです。
階段を登ってくる女性がいました。20歳代の女性です。
すらっとしていて、髪の長い女性です。
彼女はまず血圧計の前に座り、血圧を測り始めました。
私がストレッチをしているところから彼女の横顔が見えます。
何気なくその横顔を見ると、
「エッ


そっくりなんです。ある人に。
その人とは、わが社の管理グループのHさんです。
そっくりというより、本人なんです。
念のため確認しようと、血圧測定している彼女の脇にあるカルテ棚へ
向かい、自分のカルテを探すフリをしつつ、横目でチラリ。
どう見ても、本人です。
「でも、Hさん冷たいな~
私がこのクラブに来ていること知ってるんだから、
来るなら来るで、ひと言言ってくれればいいのに・・・」
で、話し掛けようと思ったけど、
「ひょっとして私にナイショにしたかったのかな~?
もしそうなら、ここで私に声掛けられたら嫌がるかな~?」
と思いつつ、
「でも、話しかけたはいいが、万が一他人だったら、
変態と思われる・・・」
と思ったり。
そうしていたら、彼女、トレッドミルへ移り、走り始めました。
そしらぬフリして、トレッドミルの列の一番端っこへ行って、
横からもう一度観察。
「あれ~、ちょっと違うかな~
そうだよな~、やっぱり入会してたら、Hさんなら
必ず私に言うよな~」
そんなことしてたら、私の時間が無くなってきたので、最終確認
できないまま、引き上げてしまいました。
「明日、会社へ行ったら、本人に聞いてみよう」
と思いつつ、着替えて、出口のカウンターへ向かうと・・・
な、な、何と、そこにその彼女もいます。
そしてチェックアウトで会員証をメンバーに返却する時に、受付の
女性が彼女の名前を呼びました・・・
他人でした。
あ~、声掛けなくって良かった。
このことを翌日Hさんに話したら、
「え~、ホントですか!
私、会ってみたいです」
やっぱり他人でした。再確認できました。
リラックス、リフレッシュのためにスポーツクラブに通っている
のに、逆に疲れちゃいました。
先日社長からそのお話を聞いてから、
そんな人が存在するの!?と
すごく気になっています。
スポーツが苦手な私はクラブには入会しませんので自分で確認することは出来ないですが、また目撃したらぜひ教えてくださいね。
その後、まだ再会できていません。
また会うと、今度は間違いなく別人と分かっているので、
それはそれで何だか妙な気分になります。
いつか話し掛けてみようかな・・・