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もう放送されてずい分経ちましたが『リーダーズ』見ました?
いや~、感動しますね。
『半沢直樹』のようなものもいいけど、『リーダーズ』の足元にも
及びません。
ちょうど『海賊とよばれた男』と似たものがこみ上げてくる。
私が目指したい経営のスタイルがここにあるっていう感じで
胸が熱くなりました。
いくつかも名場面がありましたね。
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敗戦当日、主人公の佐一郎が社員に向かって、
「我々の本当の戦いはこれからだ!
我々の車が人々の足となり、食料や物資を運ぶ」
と荒廃からの復興を呼びかけるシーン。
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数え切れないほどの失敗の後、とうとうエンジンがかかった時、
喜びが爆発した場面。
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自社の小型乗用車の信頼性を世に問うべく、1948年8月、名古屋-京都間
での急行列車との競争に挑む。
「小型乗用車にアイチの命運を賭けているんです。
ここは勝負だ!」
その経過が逐一社内放送で流れ、全社員がひとつになって、その結果を
固唾を呑んで見守り、
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最後に、列車に勝利し、全社員で喜びを分かち合うシーン。
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自分の人生を賭けて働く夫を影で支える妻の内助の功。
(こんな言葉はもう死語なんでしょうか・・・)
その中でも最も感動したのがこの場面です。
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金融引き締めで大不況となり、会社は倒産寸前にまで落ち込みますが、
「どんなに経営が苦しくとも、社員は家族だ。
家計が苦しいからといって、家族を追い出す家が
どこにある。 苦しみも喜びも分かち合う」
しかし会社の経営はますます悪化し、労働争議が起こり、会社と組合の
対立が激化。
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組合と会社側のトップがつかみ合う事態までに発展してしまいました。
そして・・・
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「絶対に解雇はしない」と言う約束を守れなかった佐一郎は、
「社員は家族だと言ってきた。
その家族にでていってくれというのは、会社を潰すより辛い。
たった一人の社員が欠けてしまえば、それはもう私の会社
ではない。
理想の実現のために技術を磨き続けて欲しい。
そのための努力を支えるのが夢と情熱です。
苦しい時ほど大きな夢を抱いてもらいたい」
という言葉を遺して、社長の座を退きました。
これまでトヨタって組織としては注目されてきたけど、経営者と
なると、ソニーの盛田さん、ホンダの本田さん、パナソニックの
松下さんなどであって、豊田喜一郎ってほとんど知りませんでした。
とても堂々としたブレない生き方を学ばせてもらいました。
日本経済が輝きを失った今、『日本的経営』などと言うと笑われる
ことも多いです。
それでもやっぱり私は日本的経営を追求したいと思います。
LEADERS 良かったですよね!
このお金がない状態で車を作り続けるためには
キャッシュを高速回転するしかない・・・と
トヨタ生産方式の起点となった・・・と思うと
なおさらです。
今尚住友銀行とだけは付き合おうとしないトヨタ 川崎製鉄もずいぶんの期間 取引がありませんでした。
ドライと考えられるトヨタ かなり情の会社なのだ・・・と思うのですが ここにルーツがあるんですね。
今はどうか知りませんが、あの頃のトヨタは
もっと混沌としていて、かつ熱い会社だったん
だな~とつくづく感じました。
やっぱり日本的経営はすてきですね。
本当に人ですね。
人を人と思う。それは上司、部下関係なく。
佐一郎の言葉には胸がつまりました。
佐吉記念館は一度訪問したことがあります。
また行きたいです。その折はお願いします。