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先日お昼休みに食堂へ食事に向かう途中で、地べたに座り込んでいる二人組みを
発見しました。
組立グループのS君とA君です。
一体何をやってるんだろうとのぞき込んで見ると、最近スタートした社内英会話
レッスンの宿題を二人で解いているところでした。
ちょっと、いや、かなり感動しました。
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だって昼休みに英語の宿題をやるなんて、うれしいじゃないですか!
困っていたので、ちょっとアドバイスすると、
「ああ、そうか。これって、今度の中東出張で使えるね」
などと本当に熱心かつ真剣なんです。またまた感動です。
この社内英会話レッスン。この5月からスタートしたのですが、当初は以前
やっていたと同じように、ネイティブの講師を招いてという案でしたが、
「できるだけいろんな人が気楽に参加できるように、講師は貿易グループの
社員でできないだろうか? そして一般的な場面での一般的な会話じゃ
なくって、仕事で使う場面を想定して、そういったシーンで利用できる
『使える英語』を勉強してもらいたい」
と強硬にお願いした結果、そんなスタイルのレッスンになりました。
冒頭の写真も、各グループでそれぞれ仕事上の場面を設定して、そこでその日
習った基本文を使うよう、メンバーで演じてもらっているところです。
私もこの日、レッスンを見学させてもらいましたが、みんな熱心に取り組んで
いる姿にまたまた、またまた、感動しました。
若いメンバーがほとんどですが、そこに混じって唯一50代で参加している
Uさんには、頭が下がりました。
みんな、本当に和気あいあいレッスンを受けていると思ったら・・・
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こんな風にライバル意識むき出して隣同士のグループで張り合っている(?)
K君
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K君のこの目つきにはちょっとビビリました。
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『磯輪日記』の常連コメンテーターであるD社のHさんから、
「ウチでは、社員が講師となる講義は、その人を讃える意味でも、
その人の名前を冠して、その講義を呼んでいます」
という話を聞きました。
例えば私が講師を担当すれば『磯輪塾』となるそうです。
この日はO君が講師だったので『O塾』です。
カッコいいですよね~
教える人も、教わる人も、盛り上がって、ISOWA英語塾が発展していく
ことを楽しみにしています。
なお本日のブログのタイトル『レッツ・イングリッシュ』は正しい英語では
ないので、受講生のみんな、まねしちゃダメだよ。
まさかあのシーンをフォーカスされるとは思っても見ませんでした
これからはもっとカメラ目線でいけるよう精進します
もちろん英語の方も当面のライバルのO君に負けないようのんびりと楽しみますね
いいアイデアありがとうございました。
ドンドン○○塾増やしていきます。
今回だって、結構カメラ目線だったよ。
カメラ目線同様、英語目線も鍛えてね。
それと英会話をうまくなるには、日本語で話せる内容を持つことです。米国に留学して当初英語学校で勉強した時、宗教について話せと言われて私はほとんど話せませんでした。しかし、中近東の人間は下手な英語で延々と話し続けました。内容があれば下手な英語でも相手は聞いてくれますが、内容がない話は英語がうまくても聞いてくれません。まず日本語で話せるようになることです。
キヤノンで勤務した時、サービスの人間が中近東やアジアに指導に行き、下手な英語でも専門分野なのでお互い何とか会話が出来ていたのを見ています。ISOWAの社員の方も機械を目の前にして話せば相手も理解できます。
英語の慣用表現は出来るだけ覚えて、それを活用して使ってみる。「分かった」と「使える」は違います。新しい表現を学んだらすぐ会話で使ってみる。それで通じて初めて使える英語になります。
英語ができる磯輪さんには釈迦に説法かもしれませんが、参考までと思い書きました。
英語習得を目的に勉強すると飽きます。手段としての英語を通じて新しい分野を勉強するようになると英語が面白くなります。
高橋さんの意見にまったく同感です。
そういう趣旨で、今回の私塾も企画、スタートしま
した。
今回のコーラーの来日でも、少しずつですが、その
成果が現れています。