え！ え！ え！

関東のお客様にお納めした印刷機アイビス。

その安全祈願祭と、同時に開かれたお客様の創立５５周年パーティーに
参列しました。


最初の『え！』。
安全祈願祭への参列をお伝えしたら、お客様から、

　「パーティーで祝辞をお願いしたい」

というご依頼があり、お引き受けしました。


ふたつ目の『え！』。

　「安全祈願祭で玉串奉奠をお願いします」

これはよくあることなので、『え！』なしにお引き受けしました。

ところがいざ玉串奉奠となり、真っ先に名前が呼ばれたのが私でした。
当然、お客様の社長、役員のみなさんなどが行い、その次と思っていた
ので、『え！』でした。


そして三つ目の『え！』です。
パーティーでは、お客様の社長のご挨拶があり、続いて私が指名され、
何とか挨拶を終えました。

その後、パーティーが後半になると、カラオケ大会がスタートしました。
ただこれがただのカラオケ大会ではありませんでした。
「上位３名に賞金が出る」そうです。

　「へぇ～、賞金が出るんだ」

と感心してたら、

　「その審査員をＩＳＯＷＡの磯輪社長にお願いします」

と突然アナウンスされちゃいました。

それも私ひとり。たったひとりです。

歌うのは全員わが社のお客様ですよ。それを私が順位をつけるなんて。

と思っているのに、それに構わず、どんどん歌が始まってしまいました。

困っていたんですが、ひとり、ふたりと歌うにつれて、アイデアが沸いて
きました。

そして審査発表の時が訪れました。

　「それでは磯輪社長、発表をお願いします」

　「まず第３位。
　　歌う前の（昨年結婚し、年末にお子さんが
　　生まれたという）挨拶だけで終わっていたら、
　　１位だったけど、その後の歌が・・・
　　ということで（今回導入して頂いた印刷機）
　　アイビスのＮ機長です」

　「続いて第２位。
　　本当なら１位なのに、自分から、

　　　『あんたが一番、私は二番。ドンドン』

　　って歌ってしまったＩ所長」

　「そして栄えある第１位は、歌った後、私に
　　ビールを注ぎに来てくれたＡガールズの
　　みなさんです！
　　私、買収に弱いんです」

何とか無事に乗り切りました。


機械の納入がゴールではなく、ここからが２０年という長い期間の
スタートです。
お客様がこの機械をお使いの間は、必ず力となります。

５５周年、おめでとうございました。
そしてお招き下さり、ありがとうございました。